中村獅童、映画『キングオージャー』ゲスト出演「子供には内緒にして一緒に見に行こうかと」
映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』(7月28日公開)に、俳優の中村獅童、雛形あきこ、声優の佐倉綾音がゲストキャストとして出演することが30日に分かった。
雛形あきこは前トウフ女王殿・イロキを演じる
映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』(7月28日公開)に、俳優の中村獅童、雛形あきこ、声優の佐倉綾音がゲストキャストとして出演することが30日に分かった。
“自称王様”だったギラ(酒井大成)と、国を背負う王様たちがチキューを守るために集結し戦うテレビ朝日系『王様戦隊キングオージャー』(日曜午前9時30分)。地帝国「バグナラク」から人類を守るために戦隊を組むこととなった個性豊かな5人の王たちに、新たに「狭間の王」を名乗るジェラミー(池田匡志)が加わった。そしてギラは、シュゴッダムの真の王座継承という人生最大の局面を迎えていた。本作では、テレビシリーズに先立ち、ギラの国王就任の儀・戴冠式の様子が描かれる。
ギラの国王就任の儀・戴冠式が行われる中現れたのは、“死の国=ハーカバーカ”への案内人・デボニカ。彼女によるとシュゴッダム国王が即位する時、ご先祖様に会いに行かなければならないという。こうしてギラたちのハーカバーカの大冒険が突如として始まった。彼らを待ち受けていたのは、ハーカバーカを統治するシュゴッダム初代国王・ライニオール。かつてチキューを救った“初代国王“と”新国王“による王座をかけた戦いが始まる。
死の国の王であり、シュゴッダム初代国王・ライニオールを演じるのは、中村獅童。子供が毎週『王様戦隊キングオージャー』を観ていたことから、オファーが来た時はとても驚いたという中村。ライニオールについて「シュゴッダムの初代国王という威厳のある存在で、ビジュアルは歌舞伎に通ずるものがあると感じ、細かいところまでこだわりました」と細部にまでこだわって作り上げたと明かした。
“死の国=ハーカバーカ”の案内人・デボニカ役には、声優の佐倉が決定。実写作品への出演で慣れないこともあったという佐倉は、「私も幼少期に恐れていた死の世界、死の国への案内人として、慣れない撮影現場で佇み、戦い、涙しました。デボニカと王様の関わりを是非お楽しみください」と見どころを語った。
ハチオージャーことトウフの王殿・カグラギの前に立ちはだかるのは、前トウフ女王殿・イロキ。演じるのは、雛形。本作への出演について「スーパー戦隊と言うと、幼い頃から当たり前にそばにあった存在。ちょっとクセが強いけどイロキを少しでも愛していただけたら嬉しいです」とコメントした。
3人のコメント全文は下記の通り。
○中村獅童
「子供が毎週楽しみに観ているので、お話いただいた時は驚きました。僕が子供の時秘密戦隊ゴレンジャーを観てました。当時ハマっていたシリーズに出演するのは感慨深いです。ライニオールはシュゴッダムの初代国王という威厳のある存在で、ビジュアルは歌舞伎に通ずるものがあると感じ、細かいところまでこだわりました。ご家族で楽しめる作品ですので、皆さんに喜んでいただけたら嬉しいです。僕は子供に出ていることは内緒にして、一緒に見に行こうかと思います」
○佐倉綾音
「声優として活動してきて、特撮作品の劇場版ゲスト俳優としてお声掛け頂くことなど想像しておりませんでした。さまざまな思いが巡りましたが、さまざまな思いで引き受けさせて頂く運びとなりました。思えば幼少期は男子に混ざって特撮作品が大好きでしたので、当時の私に伝えてもきっと信じない人生になってきたな、と感じます。私も幼少期に恐れていた死の世界、死の国への案内人として、慣れない撮影現場で佇み、戦い、涙しました。デボニカと王様の関わりを是非お楽しみください」
○雛形あきこ
「スーパー戦隊と言うと、幼い頃から当たり前にそばにあった存在。その中でも女性のヒーローにはとても憧れました。強い女性がカッコいいと初めて思ったあの頃から、大人になった今。ヒールのかっこよさも味合わせていただいています。カッコいいヒールがあり、素敵なヒーローがあるのだと信じて今回演じさせていただきました。作品への愛があふれる現場で生きさせていただいて幸せでした。ちょっとクセが強いけどイロキを少しでも愛していただけたら嬉しいです」