森七菜、撮影地だった石川を気遣う 地震被害受け「少しでも元気が届けばいい」

俳優の森七菜が17日、都内で行われた映画『君は放課後インソムニア』(6月23日公開)の完成披露上映会に、ダブル主演の奥平大兼、共演の上村海成、安斉星来、永瀬莉子、川崎帆々花、メガホンをとった池田千尋監督とともに登壇した。

完成披露上映会に登場した森七菜【写真:ENCOUNT編集部】
完成披露上映会に登場した森七菜【写真:ENCOUNT編集部】

映画『君は放課後インソムニア』の完成披露上映会

 俳優の森七菜が17日、都内で行われた映画『君は放課後インソムニア』(6月23日公開)の完成披露上映会に、ダブル主演の奥平大兼、共演の上村海成、安斉星来、永瀬莉子、川崎帆々花、メガホンをとった池田千尋監督とともに登壇した。

 2019年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて好評連載中の同名漫画を実写映画化した本作。誰にも打ち明けていなかった不眠症という共通の悩みを持つ女子高生・曲伊咲(森)と男子高生・中見丸太(奥平)が、休部中の天文部を復活させるため、周りの人たちの温かいサポートを受けながら一歩ずつ歩みを進め、次第に絆を深めていく姿を描く。

 本作がついにお披露目となる心境を尋ねられた森は「ドキドキしています。でも今、ニュースとかで能登のほうの方々とか地方が(地震の被害で)大変だとお聞きして、(撮影地となった)石川のみなさんにはお見舞い申し上げます。少しでも元気が地方の方に届けばいいなと思っています」とメッセージを送り、「原作のファンの方や、初めて君ソムに触れる方に(対して)もドキドキしていて、前(サイリウムを振る観客)からキラキラしてもらってうれしいです。楽しんでもらえたらいいなって思いました」と期待を寄せた。

 また、イベントでは、劇中で丸太がカメラにハマっていくことにちなみ、自身が今ハマっているものを発表する企画も行われ、永瀬がミニバッグにハマっていることを明かすと、森は「(荷物)少ないよね。都会の女の子のバッグの大きさ」と表現して笑いを誘い、永瀬が「私は常にハマっているアイテムなんですけど、(バッグが)拳サイズなので、みんなに理解してもらえなくてつらいんです」と吐露すると、森は「つらいんだ。それは申し訳ない。都会の女の子って言って」と謝罪。続けて、永瀬が「ポケットの多い服を着るとミニバッグでも大丈夫」とポイントを明かすと、森は「それ無理してない?」と突っ込みつつ、「でもかわいいんだもんね」と理解を示した。

 そんな森はカメラにハマっているそうで「この撮影のときもハマっていたんですけど、すごく楽しくて、中見がやっているのを隣にいて“いいな”って思っていました」と打ち明け、撮影中に森が撮った写真をデザインしたTシャツを作り、スタッフ・キャストに配ったそうで、池田監督が「普通に日常生活で着てた」と打ち明けると、森は「うれしい!」と声を弾ませた。

 なお、同イベントに登壇予定だった萩原みのりは体調不良により欠席となった。

※川崎帆々花の「崎」は「たつさき」が正式表記。

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