南沙良、短編映画『恋と知った日』で主演 共演には板垣瑞生、山田孝之ら ABEMA独占配信

俳優・南沙良が主演するMIRRORLIAR FILMSオリジナル短編映画『恋と知った日』が22日午後8時からABEMAで独占配信開始されることが分かった。

『恋と知った日』がABEMAで放送【写真:(C)2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT】
『恋と知った日』がABEMAで放送【写真:(C)2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT】

原案・監督は井樫彩氏

 俳優・南沙良が主演するMIRRORLIAR FILMSオリジナル短編映画『恋と知った日』が22日午後8時からABEMAで独占配信開始されることが分かった。

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 同作は、ABEMAと短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」が初めてタッグを組み、原案と監督を新進気鋭の若手クリエイター・井樫彩氏が務めたオリジナル短編映画。「MIRRORLIAR FILMS」は2020年に始動し、and pictures代表の伊藤主税氏、この企画に賛同した俳優の阿部進之介と山田孝之らが発起人となり「だれでも映画を撮れる時代」に自由で新しい映画製作の実現を目指して、年齢や性別、職業、若手とベテランなどの垣根を越え、切磋琢磨しながら映画を作り上げる短編映画制作プロジェクトだ。

 2021年から22年にかけては“変化”をテーマに俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36人が参加した短編映画をオムニバス形式で劇場公開。今回、これまでさまざまな切り口でドラマや恋愛番組などを届けてきたABEMAと、才能あるクリエイターの発掘・育成を目的に掲げる「MIRRORLIAR FILMS」が初めてタッグを組み、“Z世代が語りたくなるラブストーリー”をテーマにオリジナル短編映画『恋と知った日』が制作された。

 本作の主人公は、大学2年生の吉乃渚(よしの・なぎさ/南)。恋人のいない渚は「たくさん人が住んでいる街で、このまま自分だけひとりぼっちなのではないか」と不安な気持ちを抱え、マッチングアプリで手当たり次第に相手を探すもなかなか出会えず、恋を諦めかけていた。そしてマッチングアプリはこれで最後にしようと決めた日に、同い年の大学生、長谷川啓太郎(はせがわ・けいたろう)に出会う。一緒にいると心地良く、まるで運命の人のようで、気がつくと自分の生活に彼が溶け込み一緒に暮らすようになる。相性の良い啓太郎と過ごす毎日を宝物のように感じている渚。でも、始まりがあれば終わりがある――突然やってきた悲しい現実の先に、浮かび上がってくる“別れ”という選択。果たして、渚が出した答えとは?

 南演じる渚がマッチングアプリで出会い、同棲生活を送ることになる大学生・長谷川啓太郎役を演じるのは、板垣瑞生。さらに渚が居酒屋で出会った年上の魅力的な男性・篠田陸役には、毎熊克哉、プロジェクト発起人の1人でもある山田孝之も、マッチングアプリで出会った男性・宮田一平役としてカメオ出演する。また、本作の原案を手掛け、監督を務めるのは、16年公開の短篇映画『溶ける』で日本人最年少での第70回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門の正式出品を果たした井樫彩氏となる。

 主題歌は、新世代をけん引する新鋭アーティストとして多数のメディアに取り上げられている、幼なじみの2人組ユニット・illiomoteの「ヤケド」に決定。同曲は『恋を知った日』に着想を得て書き下ろされた新曲となる。

 出演者らのコメントは下記の通り。

○南沙良
「オファーを受けた時、MIRRORLIAR FILMSにまた携われること、とても嬉しく思いました。愛は許すことだと、どこかで読んだことがあるのですが、台本を読んで、愛のことは分かりませんが、恋は許さないことなのかもしれないな、と感じました。今作は、『繊細な恋心を描いた、儚いラブストーリー。』で1粒1000円の小さなチョコが口の中で一瞬で溶けてしまった時はあまりにも儚かったです。また井樫監督の作品を以前から拝見していて、いつかご一緒させていただけたらと思っていたので、今回ご一緒できて率直に嬉しかったです」

○板垣瑞生
「長谷川啓太朗役を演じました板垣瑞生です。人の出会いや別れは依存でも、言葉でも説明しきれないこと。人が出会って一緒にいてしまうこと、それが必要なのか不必要なのかを考えさせられました。南さん演じる吉乃渚と啓太朗はお互い自分の知らない顔を持っており、当たり前に生活してるにも関わらず、そんなことも軽々しく超えて一緒にいたいと思ってしまう。今、誰かとの出会い方が変わってきた世の中でどう人を愛して生きていくのかが伝わるような素敵な作品となっております。ぜひご覧ください」

○山田孝之
「南さんとは、映画『ゾッキ』、短編映画『沙良ちゃんの休日』でもご一緒させて頂きましたが、俳優としての共作は初めてだったので短くも嬉しい時間でした。とはいえ、役設定的に共演時間が短い上に、ほとんど相手の目を見ずに芝居をしていたので、次回ご一緒できる際はお互いの役を深く知れる設定に期待しています。頼むぜ!井樫監督!」

○毎熊克哉
「井樫監督のチームとは約6年ぶり。お互いに年を重ね、また笑顔で再会できたのが嬉しかったです。僕は主人公の渚が”寄り道”した先で出会う男で、ちょっと大人の香りがする役どころ。初めて共演させていただいた南沙良さんは澄んだ瞳の持ち主で、彼女を前に『自分はもうおじさんなんだな』と実感しつつ、ただ向き合うことを大事に演じました。良いシーンになってると思います!お楽しみに」

○井樫彩
「『オリジナルで恋愛映画を』とのお話をいただき、今までの恋愛や現在までをも考え直す作業となりました。今回の作品では恋愛のみならず、誰かを好きになるという『切なさと愛おしさ』というようなことを描いています。主演の南沙良さんを始めとして、素敵なキャストの皆さん、同世代のスタッフ陣とこの作品を作ることが出来て本当に嬉しいです。過去の恋愛を懐かしんだり、今の恋愛を見つめ直したり、どんな形であれこの作品が届きますよう願っています。ぜひご覧ください」

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