渡部篤郎、テレ東連ドラ初出演 前田敦子&成海璃子&塩野瑛久がトリプル主演『かしましめし』

俳優の渡部篤郎が、4月10日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『かしましめし』(月曜午後11時6分)でテレビ東京の連ドラ初出演を果たすことが分かった。併せて、レギュラーキャストとゲストキャスト10人が解禁となった。

渡部篤郎、倉悠貴、工藤綾乃、若林拓也(左から時計回り)【写真:(C)「かしましめし」製作委員会】
渡部篤郎、倉悠貴、工藤綾乃、若林拓也(左から時計回り)【写真:(C)「かしましめし」製作委員会】

4月10日スタート 渡部「初めて経験するジャンル」

 俳優の渡部篤郎が、4月10日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『かしましめし』(月曜午後11時6分)でテレビ東京の連ドラ初出演を果たすことが分かった。併せて、レギュラーキャストとゲストキャスト10人が解禁となった。

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 原作は、『FEEL YOUNG』(祥伝社)で大人気連載中のおかざき真里さんの『かしましめし』。美大を卒業後、同級生の自死をきっかけに再会したアラサーの男女3人が、それぞれの人生に悩みながらも、みんなで集まってはにぎやかな“おうちごはん”を囲み、やがて一緒に暮らしていくようになる物語。

 上司からのパワハラにより心が折れて退職し、気分転換の方法としての“料理”に活路を見出したデザイナーの女性・千春(前田敦子)。同じ部署の婚約者から突然婚約破棄されてしまうナカムラ(成海璃子)。「ゲイを親にカミングアウトするときは、最後まで“楽しい人生”を演じ続ける覚悟がなきゃダメ」というゲイの先輩の信条を胸に生きる男性・英治(塩野瑛久)の3人が、つかず、離れず、どんな日も一緒にごはんを食べる、優しい日常を描いた作品となっている。

 前田、成海、塩野のトリプル主演となる本作。このたび、レギュラーキャストとゲストキャストが一挙解禁となった。。3人の美大予備校時代の講師・画家で、千春が慕情にも似た感情を寄せる蓮井亮史役を、テレビ東京の連続ドラマへは初出演となる渡部が演じる。実は渡部の俳優デビュー作は、オーディションで抜てきされ、主演を務めたテレビ東京『青春の門』(1991年2夜連続ドラマ)だった。

 また、ナカムラが婚約破棄後に出会う会社の同僚で恋愛関係に発展する田口祐也役に、映画『窓辺にて』『N号棟』など話題作へ出演し大注目の若手俳優・倉悠貴。写真家で千春たちの美大の同級生・英治が新たな恋の予感を感じる瀬川榮太郎役には、モデルとしても活躍し、ドラマ『僕の姉ちゃん』『星降る夜に』への出演など俳優としても注目される若林拓也が出演する。

 そしてドラマオリジナルキャラクターである、千春の中学の同級生でお絵描き教室の先生・沙耶役を、『東京放置食堂』(テレビ東京)をはじめ多数のドラマ・映画へ出演してきた工藤綾乃が演じる。

 またゲストキャストとして、千春たちの美大の同級生であり世界で活躍する現代アーティスト・キクヨ役にサーヤ(ラランド)、英治とうまくいっていない音信不通の恋人・辰也役に吉村界人、千春の元上司で有名デザイナー・沢渡役に田村健太郎、榮太郎の仕事上のパ―トナーで日本画家の土屋役に坂東希。そしてナカムラの元婚約者・志村役を白石隼也、英治の営業部の上司・望月役を山科圭太が演じる。

 さらに、メインビジュアルも公開された。ポップで暖かみのある色合いに映える、オムライス、バターチキンカレー、タコライス…など“おうちごはん”の数々。料理の中には、原作に登場するメニューもあり、実際に原作のレシピを再現して撮影に挑みました。そして、おいしそうなごはんに囲まれた千春、ナカムラ、英治の柔らかな表情が、どんな日も一緒にご飯を分け合うことで救われる、という三人の日常を鮮やかに表現。

 出演者のコメント全文は以下の通り。

○渡部篤郎
「自分自身では初めて経験するジャンルだと思っています。わからない事がたくさんあるので、プロデューサーや監督のアドバイスを頂き、努力して参ります」

○倉悠貴
「今回初めて、原作、脚本を読んだのですが、共感できる苦悩や葛藤、言葉がたくさんあり、あっという間に読み終えてしまいました。3人の干渉しすぎない絶妙な距離感がうらやましく、一緒にごはんを食べられるってすてきなことだなと改めて思いました。僕が演じる田口という役は、存在しているだけで周りが笑顔になる太陽のような存在です。『たぐっちゃん』と愛されるような人物になればいいなと思います。温かいご飯や時間を共有できるような優しいドラマ、僕も楽しみです」

○若林拓也
「原作を拝見した上で台本を読ませていただいて、日常的な生活の何気ない会話の中にグッと来るような、背中を押してくれる言葉が転がっていたりお互いにほんのり気を遣い合う仲間の大切さが詰まってるなと思いました。美味しいご飯とお酒を飲み食いしながら語り合う雰囲気がすごい素敵で、自分自身仲間とのそういう時間に癒やしを感じるので、共感できるところだらけでした。このドラマを見て1人でも多くの人が明るく前向きな気持ちになれるように、英治にも視聴者の方々にも愛される榮太郎を精一杯演じさせていただきます。よろしくお願いします!」

○工藤綾乃
「お仕事を一緒にやりたいと思っていた方々が多く、作品への出演が決まった時、素直に嬉しくてたまりませんでした。その高揚感を感じながら台本を読ませていただきました。私自身も原作や台本から影響される言葉がたくさんありました。人それぞれ悩みは違えど、仲間と食卓を囲む事って改めていいものだなと感じます。私の役は子どもたちとの撮影が多いので、たくさんのパワーを感じながら楽しく役を生きていきたいと思っています」

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