JO1白岩瑠姫&久間田琳加がW主演 ベストセラー恋愛小説を映画化、9・1公開決定
グローバルボーイズグループ・JO1の白岩瑠姫とモデルで俳優の久間田琳加が、映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(9月1日公開)でダブル主演を務めることが13日に分かった。
今年1月から2月に撮影 映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』
グローバルボーイズグループ・JO1の白岩瑠姫とモデルで俳優の久間田琳加が、映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(9月1日公開)でダブル主演を務めることが13日に分かった。
原作は、多くのヒット小説を生み出してきた小説サイト『野いちご』で連載され、第1回野いちご大賞を受賞した、汐見夏衛さんの『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(スターツ出版 刊)。累計発行部数30万部を超え、丁寧に描かれた登場人物の心情と、表現豊かな風景描写で圧倒的共感と感動を呼び、「10代女子が選ぶ文芸小説No1」にも選ばれた(出展:日販W+)珠玉のラブストーリーが待望の映画化となる。
ダブル主演を務めるのは、国内外から熱い注目を集めるグローバルボーイズグループ・JO1の白岩と、映画・ドラマの主演作が相次ぎ、華々しい活躍を見せながらnon-no専属モデルを務める久間田。
白岩は、JO1のメンバーとして映画初主演となる。今回白岩が演じるのは、自由奔放で、絵を描くことが好きな銀髪の高校生・深川青磁(ふかがわ・せいじ)。クラスの人気者で、久間田演じるクラスメイトの茜に「嫌い」だと正面から告げるようなはっきりとした性格ながら、謎めいた一面もある複雑な役柄に挑戦している。
青磁役を演じるにあたり、白岩は自身のトレードマークでもあるハイトーンの髪色と、その透明感あふれる儚いビジュアルで、まるで物語から飛び出してきたかのように作品の世界観をリアルに体現する。
久間田が演じるのは、過去の「ある出来事」が原因で、優等生を演じている女子高生・丹羽茜(にわ・あかね)。学校では「マスク」が手放せず、本当の自分と周囲からのイメージのギャップに思い悩む、自由奔放な青磁とは正反対のキャラクターだ。
監督を務めるのは、映画祭でグランプリを受賞後、商業映画デビュー作となった『はらはらなのか』(17)などで映画ファンから熱い注目を集める酒井麻衣。脚本は、酒井監督が演出を手がけた『明日、私は誰かのカノジョ』や『雪女と蟹を食う』などの話題作に参加している、イ・ナウォンが務める。
本作は2023年1月~2月に行われた撮影を経て、無事クランクアップ。劇場公開は2023年9月1日の予定だ。
キャスト、制作陣のコメント全文は以下の通り。
○白岩瑠姫
「最初にオファーを頂いた時は、初めての映画の主演ということで、嬉しい気持ちと同時に不安もあって『感情』が忙しかったです。今回、絵が得意な青磁というキャラクターを演じる上で、実際に絵を描くシーンにも挑戦したのですが、現場の雰囲気がすごく良く、酒井監督やスタッフの皆さんにも優しくフォローして頂いたおかげで、楽しく撮影に臨めました。現場に入ってすぐの頃は、実は少し人見知りをしてしまったのですが、酒井監督から、主演を務める座長として、周りの皆とコミュニケーションを取って欲しいとのアドバイスを頂きました。そこから茜役の久間田さんや共演者の皆さん、スタッフの皆さんに積極的に話しかけるようにして、良い関係を築くことができたと思います。酒井監督には演技面ではもちろん、それ以外の部分でも支えて頂き、とても感謝しています。皆で一緒に作り上げた作品ですので、『夜きみ』をたくさんの方に愛してほしいなと思います」
○久間田琳加
「私が演じる茜はマスクが手放せない女の子です。原作小説が書かれたのはコロナ禍の前ですが、マスク習慣が広まった今では、さらに色々な見方ができる作品だと思います。今回共演した青磁役の白岩さんは、初めてお会いした時はクールな印象だったのですが、撮影に入るとおしゃべり好きなことが分かって、役作りでもとても助けられました。酒井監督の作品はこれまでも拝見していたのですが、どの作品も画がとても綺麗で、いつかお会いしてみたいと思っていました。今回演じた茜役はマスクをするシーンが多く、目線の演技が大切になるため、難しい役柄でもあったのですが、酒井監督にはたくさんアドバイスをいただき、助けていただきました。この作品には、どの世代の方が観てもときめく要素が散りばめられています。私も演じていて心地いいと思う瞬間が何度もあったので、スクリーンを通して伝わったら嬉しいです」
○酒井麻衣監督
「『マスクの着用が個人の判断に委ねられる』時期がやってきました。自分にとってマスクは、いつしかお守りのようになっている部分があったので、戸惑っているというのが、本心です。そんな時に出逢ったのが、コロナ前に書かれたこの物語でした。優等生であり学校ではマスクを手放せない茜と、自由奔放で画家を目指している青磁のお話。この2人は、自分の気持ちを代弁してくれたような、晴れやかな気持ちにさせてくれました。ガラスのように割れやすくも綺麗な青春の煌めき、将来への期待と恐怖、初めて知る恋心、全てが綺麗で、心が洗われました。白岩さんの持つはかない強さと、久間田さんの持つ優しいまな差しが、役を通し交わり、エモーショナルな瞬間を捉えられ、とても幸せでした。スタッフ一同、真摯(しんし)に純度の高い青春と向き合いました。皆様にお届けする日が待ち遠しいです」
○原作・汐見夏衛さん
「この度『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の映画化が決定いたしました。酒井監督の彩り豊かでありながら透き通る清澄感に満ちた世界観、白岩さんの全身から放たれる圧倒的な存在感と吸い込まれそうな瞳、久間田さんの内側から発光するような透明感と弾けるような笑顔を拝見して、僭越ながら『素晴らしい作品になるに違いない!』と確信しました。このような機会を頂けたのは他でもなく、これまで本作を応援して下さった皆様のおかげです。本当にありがとうございます! 一緒に公開を心待ちにして頂けましたら幸いです」