高額馬券で巨額追徴課税のじゃい、不服申し立て棄却も「本筋はここから」 一時は借金生活

お笑いトリオ・インスタントジョンソンのじゃいが6日、高額馬券的中により国から巨額の追徴課税を受けていた“税金問題”について、国税不服審判所への申し立てが棄却されたことを明かした。自身のYouTubeチャンネルの動画内で、顧問税理士、弁護士と共に詳細について語った。

インスタントジョンソン・じゃい【写真:YouTubeチャンネル(じゃいちゅ~ぶ)より】
インスタントジョンソン・じゃい【写真:YouTubeチャンネル(じゃいちゅ~ぶ)より】

税理士、弁護士と詳細明かす

 お笑いトリオ・インスタントジョンソンのじゃいが6日、高額馬券的中により国から巨額の追徴課税を受けていた“税金問題”について、国税不服審判所への申し立てが棄却されたことを明かした。自身のYouTubeチャンネルの動画内で、顧問税理士、弁護士と共に詳細について語った。

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 事の発端は2020年12月の川崎競馬。6410万6465円という高額馬券を的中させたじゃいだったが、税務署から巨額の追徴課税を受け、じゃいは修正申告をしなかったため、国が一方的に課税を決定していた。その後、じゃいは国の決定に対する不服申し立てを行い、競馬の二重課税問題の法改正実現のために動いていた。

 そして今回、じゃいの申し立てが棄却される結果になったという。同席した弁護士によると、判例や現在の制度から今回の棄却決定は「想定内」としながらも、現在の制度自体が理不尽であるとの認識を示した。

 じゃいは、追徴課税分の税金を納めているが、「僕自身は(はずれ馬券が)経費にならないことよりも、競馬ファンたちが多額の税金を納めていること。まず課税をすること自体がおかしいんじゃないかと思ってて、できればその方向性で変えていきたい」と、改めて問題意識を語った。

 そして、じゃい自身も棄却については想定内としつつ、「あくまで今回の件を知ってもらう、注目を集めるため」でもあったとして、「本筋はここからの戦いになると思います」と語り、今後の活動を見据えた。

 じゃいは追徴課税により、22年6月には「借金をしてしまった」と報告。その後、同年10月に9000万円超の馬券を的中させたことで無事に返済したことを報告していた。

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