【舞いあがれ!】山口紗弥加と福原遥は「お姉さんと妹のような感じ」 制作統括が明かす舞台裏

俳優の福原遥がヒロイン・梅津舞を演じるNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』(月~土曜午前8時)。物語は東大阪や五島列島を舞台に、舞が空への夢に向かって奮闘する姿を描く。3日に放送された第106回では、かつてIWAKURAを取材した新聞記者・御園純が会社を辞めて舞と一緒に新会社「こんねくと」を立ち上げる様子が描かれた。御園はバイタリティーにあふれ、ぐいぐいと前に進むタイプ。今後、舞にとってどんな存在になっていくのか。NHKの制作統括・熊野律時氏が取材に応じ、演じる山口紗弥加の魅力や現場の様子を含めて語ってくれた。

梅津舞(左=福原遥)と御園純(山口紗弥加)【写真:(C)NHK】
梅津舞(左=福原遥)と御園純(山口紗弥加)【写真:(C)NHK】

新聞記者を辞め新たな道を進もうとする御園純を山口紗弥加が熱演

 俳優の福原遥がヒロイン・梅津舞を演じるNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』(月~土曜午前8時)。物語は東大阪や五島列島を舞台に、舞が空への夢に向かって奮闘する姿を描く。3日に放送された第106回では、かつてIWAKURAを取材した新聞記者・御園純が会社を辞めて舞と一緒に新会社「こんねくと」を立ち上げる様子が描かれた。御園はバイタリティーにあふれ、ぐいぐいと前に進むタイプ。今後、舞にとってどんな存在になっていくのか。NHKの制作統括・熊野律時氏が取材に応じ、演じる山口紗弥加の魅力や現場の様子を含めて語ってくれた。

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「御園は終盤まで、舞の仕事のパートナーとしてとても重要な存在となり、一緒に走っていくことになります。新聞記者をやってきて、いろんな所を取材してきた経験値や舞の人生の先輩という意味も含めて舞の支えになる存在として描いていきます」

 御園は人生を見つめ直し、新聞社を辞めた設定。

「新しい人生のステップを踏み出す人として描きたいという思いがありました。人生はいくつになっても、いろんな出会いやきっかけがあったとき、今まで経験したことがないけど、新しい一歩を踏み出してみようと思うことがあると思います。そうした新たな一歩を踏み出す人を大事にしたいと思っています。御園は舞と一緒に新たな仕事にチャレンジしようと考える思い切りのいい女性に見えたらかっこいいですよね」

 元新聞記者の経験は新たな仕事にどう生かさせるのか。

「記者でしたからいろんな現場を取材し、情報発信のプロでもあります。町工場の職人は自分の気持ちや自分たちのやっていることを外に向けて発信するのは苦手な分野だったりしますので新しい情報の発信や新商品開発に挑むことは、御園がやってきたことは役立つと思います。今までやってきたことは決して無駄にはならないということを大事にしたいと思っています。その思いをちゃんと見えるようにしたいと考えています」

 山口の魅力はどうだろう。

「人生の先輩として舞を支える面では、リアルな山口さんと福原さんの感じも含めていい形で演じてくれていると思います。山口さんの持っているからっとした明るさやさっぱりした感じが、2人で初めての仕事に挑む中、手探りで進んだり、悩んだりしながらも、最終的には明るく『よし、やってみようよ』と、舞の決断を後押ししていく存在の御園とマッチし、非常に魅力的に演じていただいているという手ごたえがあります。楽しみにご覧いただけたらと思います」

 福原とは現場ではどんな様子だろうか。

「少し年の離れたお姉さんと妹のような感じです。ドラマの中と非常に近い感じで、お互い気さくに明るく話して笑ったりしています。仲良くしています。現場では御園と舞、そのままの関係のように楽しくやっていると思います」

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