「2・21」武藤敬司の引退試合に古舘伊知郎が登場 自作の詩を披露のサプライズ

プロレスリング・ノア武藤敬司の引退試合「chocoZAP presents KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE~HOLD OUT~」(21日・東京ドーム=ABEMA PPV ONLINE LIVEで独占生中継)おいて、フリーアナウンサー古舘伊知郎の出演が決定した。

武藤敬司の引退試合に古舘伊知郎が出演
武藤敬司の引退試合に古舘伊知郎が出演

武藤の引退は「完全なる昭和プロレスの終焉だと思います」

 プロレスリング・ノア武藤敬司の引退試合「chocoZAP presents KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE~HOLD OUT~」(21日・東京ドーム=ABEMA PPV ONLINE LIVEで独占生中継)おいて、フリーアナウンサー古舘伊知郎の出演が決定した。

 新日本プロレス・内藤哲也とのラストマッチに華を添える。古舘は、“古舘節”と形容されたプロレス実況にて絶大な人気を誇り、一大ムーブメントを巻き起こした。アントニオ猪木さんとも深い関わりがあり、1998年4月4日のアントニオ猪木引退試合では自作の詩を朗読し、猪木さんのプロレスラーとしての有終の美を見届けた。このたび、古舘は猪木さんが設立した新日本プロレスで育ち、猪木氏の弟子でもある武藤の引退に伴い、アントニオ猪木氏の引退と同じく自作の詩を披露する。なお、これまでの長いプロレスとの関わりの中で、古舘さんがノアのマットにあがるのは今回が初。

 古舘は、武藤を深く愛し、それぞれの想いで武藤を見つめる著名人らが、武藤選手への想いを語りつくすインタビュー作品『武藤敬司とは何だったのか ABEMAオリジナルインタビューシリーズ』にも出演。武藤との最初の記憶は「世田谷のすし屋」と話すと、まだ新日本プロレスに入団したての新弟子だった武藤と対面した日のことを、「初めて武藤なる人とじっくり話した記憶ですね」と振り返りました。

 また、武藤の魅力を問われると「トータルで“THE プロレス”じゃないですか」と話すと、「アメリカンプロレスのまん真ん中の継承者とか、ストロングプロレスの猪木イズムとかいろいろ分かれますけれど、前後左右全部含めた体現者ですよね」と独特かつ尊敬を込めた言い回しで武藤を表現。

 なお、武藤の引退については、「完全なる昭和プロレスの終焉だと思います」と断言。「(昭和・平成・令和と)時代をふた跨ぎした人なんだなっていう、時空の全国縦断した人なんだなって思うんですよ。僕はそれに感動するから、60歳をもって引退っていったときに、爽やかな感動があったんですよね」と感歎の想いを漏らした。そして、武藤の最後のリングに登場し、自ら送別の詩を読み上げるという極上のサプライズについても思いを明かした。

次のページへ (2/2) 【動画】武藤敬司とは何だったのか? 古舘伊知郎が明かす武藤への思い
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