天海祐希、4月スタート月10ドラマで主演 元すご腕弁護士の女探偵役、相棒は松下洸平

俳優の天海祐希が4月スタートのカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』(月曜午後10時)で主演を務めることが9日に分かった。相棒役として松下洸平が出演する。

松下洸平(左)と天海祐希【写真:(C)カンテレ】
松下洸平(左)と天海祐希【写真:(C)カンテレ】

天海祐希「原作がすごく面白かったので、ありがたい役」

 俳優の天海祐希が4月スタートのカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』(月曜午後10時)で主演を務めることが9日に分かった。相棒役として松下洸平が出演する。

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 本作は、頭脳明晰(めいせき)そして変装の達人という女探偵・上水流涼子(かみづる・りょうこ=天海)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(たかやま・のぶひこ=松下)とタッグを組み、さまざまな依頼を、超大胆な方法で解決していく。不条理がまかり通る現代の“あり得ない”敵を、“あり得ない”手段で葬る、極上痛快エンターテインメント。

 天海が演じるのは、高い知性と美貌を持ち合わせる女探偵・上水流。すご腕の弁護士として多くの事件を担当していたが、ある傷害事件をきっかけに弁護士資格を剥奪されてしまう。その後、「探偵事務所 上水流エージェンシー」を立ち上げ、探偵業へと転身を遂げた異例の経歴の持ち主。殺しと傷害以外の依頼は全て受けるスタンスだが、依頼料だけで200万円という破格のギャラ。その分、法律や常識を無視し、超大胆に事件を解決していく。

 異色の探偵の相棒は、松下演じるIQ140を超す頭脳明晰な青年・貴山。偶然の出会いから「探偵事務所 上水流エージェンシー」で働くことになる。多くの分野に精通しており一見完璧にも見えるが、女性が苦手でうまく話せないという弱点がある。突拍子もない上水流涼子のやり方にイヤイヤながらも引っ張られ、探偵バディーとして事件の解決に一手を加える。

 原作は、令和のベストセラー作家・柚月裕子氏の小説『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』(講談社文庫)。ミステリー作家として名高い柚月氏の魅力全開な鮮烈ミステリーを、痛快にドラマチックに、ときにコミカルに映像化する。

 天海、松下らのコメントは下記の通り。

○天海祐希
「原作がすごく面白かったので、ありがたい役だなと思いましたし、お相手が松下さんと伺ったので、それもすごく楽しみで光栄なことだと思いました。(松下さんは)人柄も役者としての力も、ものすごくポテンシャルが高いですし、パッと演じた私の芝居にもパパッと乗ってくれるので、演じていてとても楽しいです。どこか人を信用できないけれど、人を信じたいと思う2人が、結果として人を助けていくことになるという展開がすごく面白いと思います。淡々とした2人の歩調が合っていくというところを楽しみに見て欲しいです」

○松下洸平
「探偵・上水流涼子という役を天海さんがやるのだと思うと、もう天海さんにしか見えなくて、そのバディとしてご一緒させていただけるのは、とても光栄ですし、嬉しかったです。シリアスなシーンも多い中で、ふざけたシーンでは天海さんが真剣にふざけてくださるので、僕は正直、笑いをこらえるのにいつも必死です。(貴山は)かなりクセが強いというか、つかみどころのない性格ですが、どこか人として隠している部分がある、人間味のある貴山をストーリーが進むごとに見せていきたいと思います」

○柚月裕子氏
「この作品は自分が書いた小説のなかで、一番、楽しさを意識して書いたものです。ドラマはその上を行くとびっきりのエンターテインメントで、小説の世界がさらに大きくなっています。登場人物たちの背景もより深く作られていて『このあとどうなるの?』とドキドキハラハラしました。早く、動く涼子や貴山が観たくてたまりません。愉快で痛快で豪快。そして、胸がジーンとするような感動もあり、とても贅沢なドラマだと思います。ご覧になった方も、胸がスカッとすることに間違いはありません! 私も登場人物たちの活躍を、ひとりのファンとして楽しませていただきます」

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