【舞いあがれ!】鶴見辰吾、駿河太郎、久保田磨希ら出演決定 舞が東大阪で出会う人々を演じる

俳優の福原遥がヒロイン・岩倉舞を演じるNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』(月~土曜午前8時)に、鶴見辰吾、八木莉可子、川島潤哉、駿河太郎、久保田磨希の出演が11日、発表された。5人は舞が新たに東大阪で出会う人々を演じる。

鶴見辰吾【写真:(C)NHK】
鶴見辰吾【写真:(C)NHK】

八木莉可子は連続テレビ小説初出演

 俳優の福原遥がヒロイン・岩倉舞を演じるNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』(月~土曜午前8時)に、鶴見辰吾、八木莉可子、川島潤哉、駿河太郎、久保田磨希の出演が11日、発表された。5人は舞が新たに東大阪で出会う人々を演じる。

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 鶴見は、重工業の国内トップクラスである「菱崎重工」の重役で、新人の頃に舞の父親・浩太(高橋克典)と長崎の職場で一緒に働いていたという荒金正人(あらがね・まさと)を演じる。

 本作への出演に「福原遥さんは、まっすぐに吸い込まれるような瞳で岩倉舞を演じます。それに引き込まれて、周りの多くの人たちが彼女を応援してしまう。私の役もそのひとりです。舞の父、浩太の元同僚の荒金を演じます。浩太を演じる高橋克典さんは、幾度となく共演してきた同い年の信頼できる俳優仲間です。おかげで、本当に克典さんのお嬢さんに接しているような感覚で演じられます。それは、この年齢まで俳優を続けてきたからこそ味わえるおもしろさだと感じています」とコメント。

 今回が連続テレビ小説初出演となる八木は、梅津貴司(赤楚衛二)の短歌に出会い心を打たれ、デラシネを探し出して貴司に会いに来る秋月史子(あきづき・ふみこ)を演じる。苦労人で、自らも外見からは想像できない短歌を詠むという役柄だ。

 八木は「朝ドラに出させていただくのは初めてで、本当に緊張していたのですが、福原遥さんをはじめ、『舞いあがれ!』チームの皆さんが本当に優しく、あったかく迎えてくださり、胸がいっぱいの気持ちでクランクインさせていただきました。自分自身、普段短歌を詠んだりするので、滋賀県出身なことも含め、史子とは共通点が多くうれしかったです。芯の強さとピュアさを兼ね備えた史子を、どうかみなさまにも愛していただけたらすごくうれしいな、と感じています」と呼びかけた。

 そして、中堅出版社のうさんくさい短歌担当編集者・リュー北條(ほうじょう)を川島が演じる。貴司の才能を出版の売り上げに生かそうと、貴司に難題を注文して不安にさせる役どころに川島は、「朝ドラに関わらせていただくたびに、一日わずか15分というお話が少しずつ紡がれながら一つの大きな作品になり、またそうした作品が何十年にもわたって連綿と作られ続けているというすごみをひしひしと感じます。このビジュアルと、『リュー北條』なる役名を冠した私が何を言ってももはや、とは思いますが、そんな怪しげな彼が物語の後半にどんな影響を与えるのかを楽しみながら、演じられればと考えております」と意気込んだ。

 駿河が演じるのは東大阪市の町おこしを担当する職員・安川龍平(やすかわ・りゅうへい)。舞が大学時代に在籍した人力飛行機サークル「なにわバードマン」のOB。撮影を振り返り、「大阪放送局の朝ドラは『カーネーション』以来だったので、懐かしのメンバーにもお会いでき楽しく撮影させてもらいました。安川は舞の所属していた『なにわバードマン』伝説の先輩であり、人力飛行機を設計したことを誇りに思っている人物。どんなカッコいい人がやるのかと思っていたら、まさかの僕でした。いい意味で皆さんの期待を裏切れればと思います。東大阪をよくしていこうという情熱が画面を通して伝わればうれしいです」とアピールした。

 久保田は、東大阪で板金加工を専門とする工場の女性社長の我妻花江(わがつま・はなえ)を演じる。エネルギッシュでなんでもはっきり言う性格で、ものづくりへの情熱にあふれている役柄に、「『この人とやったら、なんかおもろいことができそう』。我妻が舞ちゃんに感じた第一印象です。私もそんな人間になりたいなと、今回の台本を読んで心からそう思いました」とコメント。

 続けて、「大阪で芝居を始めた私はいろんなことを大阪で学びました。その時にご一緒していたスタッフの方たちとも再びまた一緒に物語を作れる『朝ドラ』への出演は本当にうれしくて、真摯(しんし)に芝居に向き合っているごほうびだと思っています。どっぷり東大阪の人間になります」と出演の喜びを語った。

次のページへ (2/2) 【写真】東大阪市の職員を演じる駿河太郎
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