田村淳、新たな挑戦に対する日本人的思想に言及「背中を押すことに力を注げていない」

お笑いタレントの田村淳(ロンドンブーツ1号2号)が15日、都内で行われた「日本中小企業大賞2022」に登場した。トークセッションでは、田村と共にフリーアナウンサーの滝川クリステルやAMFとAlinkの椎木里佳社長らが登壇し、「脱コロナ時代における中小企業の現在地とこれから」をテーマに議論を交わした。

「日本中小企業大賞2022」に登壇した田村淳【写真:ENCOUNT編集部】
「日本中小企業大賞2022」に登壇した田村淳【写真:ENCOUNT編集部】

田村淳、中小企業の事業の話を聞いてワクワク

 お笑いタレントの田村淳(ロンドンブーツ1号2号)が15日、都内で行われた「日本中小企業大賞2022」に登場した。トークセッションでは、田村と共にフリーアナウンサーの滝川クリステルやAMFとAlinkの椎木里佳社長らが登壇し、「脱コロナ時代における中小企業の現在地とこれから」をテーマに議論を交わした。

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 同賞アンバサダーの田村は「この1年間で中小企業の経営者の方との懇談会とかに呼んでいただいて、ディスカッションをしたんですけれども、どの方も自分の事業に誇りを持っていて、大きくしたいとか、ほかの中小企業と組みたいというような意欲をすごく感じました。また、そういう集まりで、一緒にやりませんかというような結びつきが生まれていくのが楽しかったです。来年はまた活発にそういう動きが出てくるんじゃないかな。中小企業の方に刺激をいただいた1年となりました」と語った。

 主催の「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」代表理事の山下佳介さんが「2年前からスタートしたんですが、『できないでしょ』と言われることが多かったですが、淳さんがアンバサダーになってくださってから、風向きが変わりました」と話すと、田村は「新しいことを挑戦すると、周りの目を気にしていると進められないというか。前例のないことを止めることに力は働くんですが、背中を押すということに日本ってなかなか力を注げていないと思っていました。僕自身も吉本興業という老舗の芸能事務所に所属していながら、新しいことを挑戦しようとしたときに、保守的な人と革新的な人と分かれるんです」と熱弁をふるった。

 さらに田村は「このプロジェクトのお話をうかがったときに、ワクワクしましたし、皆さんの事業のお話を聞いたときにもワクワクしました。このワクワクはもっと大きなところに広げていかなければいけないなと今日、この会場で感じました。中小企業が当たり前のように日本をリードしているんだということを、国民の皆さんに理解してもらう。それを一緒に考えられながら進められればいいなと思います。一緒に日本を盛り上げましょう」と会場にいる中小企業の経営者にエールを送った。

 同賞は、中小企業や社員の創意工夫や挑戦にスポットライトを当てる国内最大級の中小企業の祭典。MVPとベストプランニング賞最優秀賞にトップリフォーム、新規チャレンジ賞最優秀賞にオンラインスナック横町文化、スゴイ社員賞にジーケーラインの佐藤千夏氏、働き方改革賞最優秀賞にサン共同税理士法人、SDGs賞最優秀賞にウィファブリックが表彰された。当日は「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」アンバサダーとして俳優の市原隼人、紗栄子、永作博美、藤原紀香、前田敦子、溝端淳平も登壇した。

次のページへ (2/2) 【写真】田村淳や滝川クリステルらの集合ショット
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