【エルピス】真実を追う長澤“恵那”の凄みに視聴者興奮「あまりにもかっこいい」

女優の長澤まさみが主演を務めるフジテレビ系月10ドラマ「エルピス‐希望、あるいは災い‐」の第6話が28日、放送された。一度は気力を失っていた恵那が真実を追い強さと輝きを取り戻していく姿に、視聴者からは「あまりにもかっこいい」との声が多く上がっている。

真実を追う浅川恵那(長澤まさみ)【写真:(C)フジテレビ】
真実を追う浅川恵那(長澤まさみ)【写真:(C)フジテレビ】

エルピス第6話、輝き取り戻す恵那

 女優の長澤まさみが主演を務めるフジテレビ系月10ドラマ「エルピス‐希望、あるいは災い‐」の第6話が28日、放送された。一度は気力を失っていた恵那が真実を追い強さと輝きを取り戻していく姿に、視聴者からは「あまりにもかっこいい」との声が多く上がっている。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 長澤にとって4年半ぶりの連ドラ主演作。スキャンダルによって落ち目となったアナウンサーの浅川恵那(長澤)とバラエティー番組の若手ディレクター・岸本拓郎(眞栄田郷敦)らが、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪(えんざい)疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く。

 松本死刑囚が逮捕される決め手となった目撃証言をした男・西澤の元妻のインタビューに成功した拓郎。元妻の証言から西澤は事件があった日は家で酔っ払って寝ていたこと、彼がお金をもらって嘘の証言をした可能性があることという新事実が浮かび上がる。

 恵那は証言の重大さから自分たちが担当している深夜バラエティー「フライデーボンボン」ではなく報道で取り扱ってもらうべきだと主張するが、元報道マンとして熱くなっている村井(岡部さとし)はその意見を却下。「フライデーボンボン」で大々的に特集を組んで元妻の証言を放送し、その結果、世間を賑わせてしまう。

 反響の凄さに驚く恵那たち。そこに松本死刑囚の担当弁護士から連絡が入り、西澤が逃亡し姿を消したことを知らされる。「私たちはこれで、重要な参考人を1人失ったということです。もう西澤の証言は取れません。再捜査の可能性も消えましたよ」と事前に相談してくれなかったことに怒る彼に、恵那は謝るしかなかった。

 さらに放送の反響を受けて社内では緊急会議が開かれ、恵那は「ニュース8」に出演することに。村井は斎藤と大門副総理の関係も知っていたようで、この事件について放送しないよう斎藤を通じて大門から会社に圧力がかかっていたのではないかという恵那の推理を曖昧に肯定する。「いつの間にあっち側の人になっちゃったんですかね」と落ち込む恵那に、村井は「斎藤って男は、素質がありすぎるんだよ。報道じゃなくて、あっち側の」と返すのだった。

 その後、世間を騒がせたことから「フライデーボンボン」は打ち切りとなり、村井は関連子会社へ、拓郎は経理部へ移動が決まる。そんな中、恵那は「ニュース8」のキャスターとして返り咲くことに。

 キャスターとして多忙な日々を送る恵那は松本死刑囚の事件について動くことができずにいたが、その裏で拓郎は取材を続けていた。事件のあった八飛市で取材を行っていた拓郎はひょんなことから、以前、恵那が出会った事件について何か知っていそうなそぶりを見せていた得体の知れない男が商店街で多大な権力を持つ本城建託の社長の息子であることを知る。彼の店の跡には大門の選挙ポスターが貼られており、拓郎からその報告を受けた恵那は大門が八飛市出身であることを知り、彼の経歴や周囲の人間を追おうとする。

 新展開を見せ、どんどん強さと輝きを増す恵那に視聴者は「立ち姿からして本当にかっこいい」と大興奮。報道に返り咲くも余計なことはするなと釘を刺された恵那が言い放った「真実を伝えられないなら、キャスターなんてただの嘘つき人形です。覚悟はしてますから、ご都合悪ければいつでもさっさと降ろしていただいて結構です」というせりふにグッときた人も多い様子で「あまりにもかっこいい」「かっこいいぞー頑張れー」というコメントが並んでいる。

 さらに、再び良い雰囲気になっていた恵那と斎藤の関係にも今回変化が。真実を追う恵那を止められないと悟った斎藤からの「俺と君はいつの間にか相克の関係にある。近い将来、君は俺を憎むことになるだろう。それでもそういう君をこそ、俺は好きだった。それはきっとこれからも変わらない」「本当にありがとう。元気で」というメッセージに恵那が号泣するシーンもあり、視聴者は「恋する恵那が超可愛くて切ない」「きっとまだ好きなんだろうな~でももう戻れないよね~」としみじみ。さらに加速する内容に「益々面白くなってきた!」と期待が高まっている。

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