門脇麦、民放GP帯ドラマ初主演でヴァイオリニスト役 共演の田中圭「ヒーヒーしてます」

女優の門脇麦が、2023年1月にスタートする日本テレビ系水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」(午後10時)で、民放ゴールデン・プライムタイム(GP)帯ドラマ初主演を務めることが26日、分かった。

「リバーサルオーケストラ」に出演する門脇麦(左)と田中圭【写真:(C)日本テレビ】
「リバーサルオーケストラ」に出演する門脇麦(左)と田中圭【写真:(C)日本テレビ】

2023年1月スタート 日本テレビ系水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」

 女優の門脇麦が、2023年1月にスタートする日本テレビ系水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」(午後10時)で、民放ゴールデン・プライムタイム(GP)帯ドラマ初主演を務めることが26日、分かった。

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 本作の主人公は、国際コンクールを総なめにし、名門オーケストラと共演を果たして“天才ヴァイオリン少女”の名を欲しいままにした谷岡初音(たにおか・はつね)。しかし10年前、とある理由で突如表舞台から姿を消していた。二度と舞台には立たないと心に決め、地味な市役所職員として働いているが、強引すぎる“変人”マエストロで西さいたま市長・常葉朝陽(ときわ・あさひ)に巻き込まれ、地元の“ポンコツ”オーケストラ・児玉交響楽団(通称・玉響)を立て直すことになる一発逆転の音楽エンターテイメント作品だ。

 プロオーケストラが舞台の本作には、毎話、CMやバラエティーで耳にしたことがあるクラシックの名曲・人気曲が多数登場する予定だ。「児玉交響楽団」として、撮影に全面協力するのは、地域に密着した活動で人気の神奈川フィルハーモニー管弦楽団。本物のオーケストラの迫力満点の演奏シーンが、ドラマを彩る。

 主人公・谷岡を演じるのは、女優デビュー以来、数々の映画賞を受賞し、確かな演技力を武器に、映画やドラマで幅広く活躍する門脇。本作が、民放GP帯ドラマ初主演となる。

 門脇は「元天才ヴァイオリニスト、谷岡初音役を演じます。天才に見えるか不安ですし、ヴァイオリンの練習も大変ですが、それ以上に音楽のパワーを私自身も存分に浴び、皆さまにも明るいエネルギーをお届けできたらと思っております。ポンコツオーケストラと3か月間、心強いスタッフと共演者の方々とともに楽しみたいと思います。皆さま、ぜひご覧ください」と意気込んだ。

 主人公を振り回す強引な変人マエストロ・常葉を演じるのは、ドラマや映画・舞台と話題作に続々出演、多方面で活躍を続ける田中圭。2人の共演は映画「あなたの番です 劇場版」以来となる。

 オーケストラの指揮者という役柄に田中は「ポンコツオーケストラを一流オケに変えるべく奮闘する、変わり者マエストロの役をやらせていただきます! クラシックというものにちゃんと触れたことがなかった自分にとっては、指揮者というのは難易度が高すぎて現状ヒーヒーしておりますが、実際にプロの方々も撮影に参加してくださりますので、胸を借りて頑張りたいと思います!!」とコメント。

 続けて、「ドラマに出てくる曲も、聞いたことある曲だけど、ちゃんと聞いたことない!という方が、たくさんだと思います! クラシックの楽しさを伝えられるよう、そしてドラマってやっぱ楽しいなと思っていただけるよう、キャストスタッフ一丸となってやらせていただきます! 是非お楽しみにしていてください!!」と呼びかけた。

 そして脚本は、ドラマ「最愛」(2021年/TBS)、「彼女はキレイだった」(2021年/カンテレ)や、NHKの朝ドラ「エール」(2020年)など、ヒットドラマを次々と手がける清水友佳子氏が務める。音楽科を卒業し、ピアノ講師を務めた経歴を持つ清水が、クラシックの世界をリアルに描く。

 清水氏は「音楽の世界を舞台にしたドラマをお届けしたい、という夢が叶(かな)いました。敷居が高いと思われがちなクラシック音楽を、身近に感じていただけるような物語を紡いでいきたいです。初音や朝陽、愛すべきポンコツオーケストラの団員達が七転び八起きしながら夢に向かって奮闘する姿を通じて、見てくださった皆様の背中をちょこっとでも押せる作品にできたら幸せです」と語った。

次のページへ (2/2) 【写真】プロオーケストラを舞台に門脇麦&田中圭の全身ショット
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