【オールドルーキー】第7話 車いすテニス選手を初マネジメント 姪を思う梅屋敷(増田貴久)に反響

綾野剛が主演を務めるTBS日曜劇場「オールドルーキー」(午後9時)の第7話が14日に放送された。

主演を務める綾野剛【写真:(C)TBS】
主演を務める綾野剛【写真:(C)TBS】

姪の前で見せる梅屋敷の優しい一面に「姪思いだな」

 綾野剛が主演を務めるTBS日曜劇場「オールドルーキー」(午後9時)の第7話が14日に放送された。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、綾野演じる元サッカー日本代表の新町亮太郎が現役を引退し、新たにスポーツマネジメントの世界でセカンドキャリアを踏み出すヒューマンドラマ。新町は高柳雅史(反町隆史)が社長を務めるスポーツマネジメント会社「ビクトリー」で第二の人生を踏み出した。

 ビクトリーのもとを、車いすテニス選手の吉木修二(福山翔大)が訪れる。パリパラリンピックの日本代表候補である吉木は、世界を転戦したいためスポンサーを探してほしいという。勉強を兼ねて吉木の試合を見に行った新町と深沢塔子(芳根京子)、梅屋敷聡太(増田貴久)は、その迫力に圧倒される。さらに吉木の競技用車いすを無償提供している「OX ENGINEERING」を訪れ、その高い技術力に驚く。また吉木とメカニック担当・矢部浩一郎(津田健次郎)の強い信頼関係に感動する。梅屋敷は高柳に、パラアスリートと契約する意義をいつになく熱く語り、ビクトリーは初めてパラアスリートをマネジメントすることになった。

 世界ランク12位の吉木は、所属会社からトップ10位内に入るようプレッシャーをかけられる。「何かを変えないと」と焦る吉木は、長年車いすを提供してくれていた「OX ENGINEERING」から、世界ランク1位選手の車いすを作る「ツバメ技研」に乗り換えるという。吉木は、障がい者アスリートのセカンドキャリアは健常者とは比べ物にならないほど限られていると言い、「勝つしかない」と勝利にこだわる。車いす変更はそのための決断だったが、これまで吉木を支えてきた「OX ENGINEERING」は不快感をあらわにした。

 梅屋敷は、姉と姪の近藤桜(池端杏慈)を吉木の練習場に誘う。もともとテニスをしていた桜は、現在車いす生活を送っていた。梅屋敷がいつになく熱く取り組むのは、桜が影響していたのだ。吉木のプレーを見た桜は「びっくりした」と言うが、車いすテニスには消極的だった。

 吉木のスポンサー探しが難航する中、スポンサーに名乗りをあげる会社が現れた。その社長から「パラスポーツの意義」を尋ねられた梅屋敷は、テニスをしていた桜が中学1年生の時に脊髄の病気になったことを明かす。

 車いす生活になっためいを「かわいそう」と思っていたと振り返り、吉木のことも「どこかでかわいそうと思っていた」と告白。しかし吉木の姿を見た梅屋敷は自分の考えが間違っていたことに気づき、社長に対し「1人のアスリートとして向き合ってください。決してボランティアのような気持ちでスポンサードしないでください」と伝えた。

 無事にスポンサーが決まったものの、吉木の顔は浮かない。新町が「車いすが合わないとか……」と指摘すると、矢部の車いすの方が「しっくりくる」という。元アスリートとしてその気持ちがわかる新町は、吉木と共に「OX ENGINEERING」に頭を下げに行った。吉木は「ツバメ技研」の車いすは「自分の身体の一部になってくれなかった」と話す。上司が2人に怒りをぶつける一方、矢部は「謝る必要はない。俺にだってな、誰よりもお前のことをわかってるっていうプライドがあるんだ」と語り、すでに吉木の車いすを調整していた。

 梅屋敷は桜を吉木の日本オープンに誘い出し、「つまらなかったら何でも買ってあげる」という。吉木は矢部の車いすで白熱のプレーを見せ、1回戦を勝利した。試合を見た桜は「つまらなかった」と言い、「つまらなかったから、(競技用の)車いす買って」と梅屋敷に頼むのだった。梅屋敷が泣いて喜ぶと、桜は「ありがとう、聡太おじちゃん」と感謝した。吉木は日本オープンで準優勝し、世界ランクは8位まで上がった。

 普段嫌味な梅屋敷が意外な一面を見せたことから、SNS上では「梅屋敷、姪思いだな!」「梅ちゃん、優しい叔父さんだな」「聡太おじちゃん号泣」「貢ぐおじさんw」といった反応が。また「何かを諦めてた子どもが何かを頑張ろうと決めたのは胸を打つよね」といったコメントも見られた。

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