山崎賢人、TBS日曜劇場に初主演「すごく熱いドラマの枠」 若き天才ゲーム開発者役

俳優の山崎賢人が31日、10月スタートのTBS系日曜劇場「アトムの童(こ)」(午後9時)で主演を務めることが分かった。TBS連続ドラマの主演は初めてとなる。

山崎賢人【写真:(C)TBS】
山崎賢人【写真:(C)TBS】

日曜劇場への出演は2017年の「陸王」以来

 俳優の山崎賢人が31日、10月スタートのTBS系日曜劇場「アトムの童(こ)」(午後9時)で主演を務めることが分かった。TBS連続ドラマの主演は初めてとなる。

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 本作は、「相棒」「相棒 season18 テレビ朝日開局60周年記念 元日スペシャル」「この恋あたためますか」を手がけた神森万里江による完全オリジナルストーリー。ゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者が大資本の企業に立ち向かう姿と、周囲の人たちとの関わりによって成長していく姿を描く。

 主人公・安積那由他(あづみ・なゆた)を演じる山崎は、数々のドラマや映画に主演しているが、TBS連続ドラマの主演は本作が初であり、日曜劇場への出演は2017年の「陸王」以来となる。山崎は、「5年前に日曜劇場『陸王』に参加させていただき、毎週感動を与えることができるすごく熱いドラマの枠だなと感じていました。そんな日曜劇場で主演を務めさせていただけるということで、キャスト・スタッフ一丸となって、全力でおもしろい作品が撮れたらと思っています」と意気込んだ。

 また、本作について山崎は、「子どもから大人まで、みんなが触れてきたゲームというものを通じて、いろいろな世代の方に楽しんでいただけるストーリーになっているかと思います。毎週日曜よる9時が楽しみになるような、家族みんなで見て熱くなれるような最高の作品にしたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!」と呼びかけた。

 山崎が演じる那由他は、大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する、通称「インディー」と呼ばれる若き天才ゲーム開発者。「ジョン・ドゥ」という名前で活動し、誰もその素顔を知らないことから「ゲーム業界のバンクシー」と称されていたが、ある事件をきっかけにゲーム開発から離れ、静かに暮らしていた。その一方で、ある会社が彼を探していた。その会社とは、老舗玩具メーカー「アトム」。海外との価格競争などの影響で、廃業の危機を迎えていた「アトム」は一発逆転の経営再建のために、新業態として「ゲーム制作」へ参入すべく、経営の舵を切る。資金もノウハウも持たないアトムは、わらにもすがる思いで「ゲーム業界のバンクシー」である那由他とコンタクトを取ろうと奔走するというストーリーとなる。

 本作のプロデュースを務める中井芳彦氏は、「現代版の『国盗り物語』ともいえるゲーム業界の覇権争いと、それに巻き込まれる人たちの喜びや葛藤を秋の日曜劇場で描きたいと思っています。その争いの中心に立ち、大企業という集団を恐れず群れず、たった一人で野望を果たそうと戦う無双の男・那由他に、数々の映画・ドラマで活躍する山崎賢人さんが自然と重なりました。この役は、絶対に山崎賢人さんしかいないと思ってオファーさせていただきました。日曜劇場『アトムの童』、ぜひご期待ください」と山崎を起用した理由を明かした。

※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき

次のページへ (2/2) 【写真】天才ゲーム開発者を演じる山崎賢人の劇中シーン
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