アニメ映画「BLUE GIANT」23年2月17日公開 制作はNUT、原作は石塚真一の人気ジャズ漫画

アニメ映画「BLUE GIANT」の公開日が2023年2月17日に決定した。併せてスタッフ情報、ティザービジュアルも解禁となった。

映画「BLUE GIANT」、解禁されたティザービジュアル【写真:(C)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会  (C)2013 石塚真一/小学館】
映画「BLUE GIANT」、解禁されたティザービジュアル【写真:(C)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会 (C)2013 石塚真一/小学館】

制作は「幼女戦記」のNUT、監督は「モブサイコ100」の立川譲

 アニメ映画「BLUE GIANT」の公開日が2023年2月17日に決定した。併せてスタッフ情報、ティザービジュアルも解禁となった。

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 原作は、実写映画化もされた「岳」(11年公開)の石塚真一氏による大人気ジャズ漫画「BLUE GIANT」。13年から「ビッグコミック」(小学館)にて連載がスタートし、「マンガ大賞2016」で3位に選出、第62回「小学館漫画賞(一般向け部門)」を受賞。さらに第20回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞」を受賞するなど、旋風を巻き起こした。

 心を沸き立たせる熱い展開と涙なしには見られない感動のストーリー、音楽が聞こえてくるような圧倒的表現力が多くの読者の心をつかみ、数多くのメディアでも取り上げられ現在はシリーズ累計840万部を突破している作品だ。

 初の映像化に際しては、さまざまな選択肢がある中、「最大の音量、最高の音質で、主人公本人の奏でる音楽を届けたい」という制作陣の思いから実写でもなくシリーズでもなくアニメーション映画としての制作が決定。今回解禁になったティザービジュアルでは、海を前に1人サックスを演奏する宮本大(ミヤモトダイ)の姿が描かれている。対岸には東京を彷彿とさせる夜景が広がっていて……映画で描かれる物語とは? ジャズに魅せられた大をどんな未来が待ち受けているのか? 大いに期待が膨らむ仕上がりとなっている。

 監督を務めるのは、「モブサイコ100」シリーズや興行収入91.8億円突破という大ヒットを記録した劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」(18年)でも知られる立川譲。「毎日、全力で命を燃やすかのように音を出す主人公『大』と葛藤を抱えた仲間たちが織りなす物語を、ぜひ一緒に体感してもらいたいです。『何かしたいけど、何をしたらいいか分からない』という問いに答えを出せる映画になるといいなと、思っています」と意気込みを語った。

 脚本は「BLUE GIANT」連載開始時からの担当編集者であり、「BLUE GIANT SUPREME」以降、ストーリーディレクターとして石塚氏とまさに二人三脚で作品を世に送り出してきたNUMBER 8が担当。映画化について「連載開始当初から、石塚さんとは『映像化は望むべくもない』と話していた本作品ですが、立川譲監督、制作陣、音楽班と最高のチームが集まって、最高の映画を作ってくれています。もう、絵コンテと音楽だけで号泣でした」とコメントした。

 さらに、アニメーション制作には「幼女戦記」(17年)などで注目を集めるスタジオ・NUTが参加。立川監督とはテレビアニメ「デカダンス」(20年)に続くタッグとなり、ジャズに魅せられた青年が世界一のジャズプレイヤーを志す物語を壮大なスケールで描く。

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