【悪女(わる)】最終回 峰岸のピンチを救った麻理鈴に視聴者喝采 真っすぐな姿勢に共感の声

女優の今田美桜が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(午後10時)の第10話が15日、放送された。最終回を迎え、対立してしまった麻理鈴と峰岸。後味の良いラストにSNSには歓喜のコメントが寄せられている。

今田美桜【写真:ENCOUNT編集部】
今田美桜【写真:ENCOUNT編集部】

後味の良いラストに歓喜の声続々

 女優の今田美桜が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(午後10時)の第10話が15日、放送された。最終回を迎え、対立してしまった麻理鈴と峰岸。後味の良いラストにSNSには歓喜のコメントが寄せられている。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 先輩・峰岸(江口のりこ)が進めるプロジェクト“JK5”の推進室に配属された麻理鈴(今田)。3年後に管理職の5割を女性にするというビジョンには期待しつつ、峰岸の人を人とも思わないような素ぶりに違和感を覚え、「峰岸さん、間違ってます。“JK5”はこれじゃダメです」と初めて峰岸に反旗をひるがえす。

 峰岸に「いくら管理職に女性が増えてもこのままじゃオウミは良くならない」とかみ付いた麻理鈴。「仲間のことを大事にしたい」と訴えるも、峰岸は「私のやり方についてこれないならやめていい、JK5。あなたもいらない。お疲れさま」と麻理鈴に言い渡す。

 落ち込む麻理鈴だったが、小野(鈴木伸之)にはっぱをかけられ一念発起。「田中にも田中のやり方があります!」と、元いたJK5推進室に勝手に分室を作ってしまう。分室で孤軍奮闘し、女性管理職ともてはやされながらも実際は部内で疎ましがられて“お飾り課長”となってしまっていた笹沼(ソニン)、仕事に没頭しすぎて家庭が壊れそうなマミコ(桜井ユキ)が抱える問題を解決していく。そんな中、笹沼がきたことで自分が“年上の男性の部下”になってしまったことにプライドが傷つき冷たいとってしまっていた男性社員や、会社では時短で働くママ社員、家庭では働く妻のフォローを求められ、それをプレッシャーに感じて家族から逃げてしまったマミコの夫と向き合い、女性が活躍する会社や社会を目指すためには男性側の抱える悩みを解決する必要もあると気づく。

 麻理鈴が自分なりの“JK5”のあり方を模索している中、“JK5”についての悪評記事が週刊誌に掲載されてしまう。プロジェクトの中心人物として責任を問われた峰岸は、会社が開いた説明会に出席。峰岸が追い詰められる中、麻理鈴が会場に現れ、峰岸について語り出す。どこにもスキがなく完璧に見える峰岸だが、実は抜けていたり人間味がある一面もあることを披露。さらに“JK5”の発足により、男性が育児休暇を取りやすくなっていたり、出世へのプレッシャーから解放されたりと、男性側にもメリットがあったことを明かす。その上でいま“JK5”が停滞しているのは女性社員のロールモデルがいないことだと訴えると「峰岸さんがやりたいこと全部かなえて、社長になって、女が出世するってこんなに楽しいんだぞってみんなに見せつけてください」と峰岸にエールを送る。そして「田中は峰岸さんを追いかけます。世界一ハードルの低いロールモデルになってみせます」と宣言する麻理鈴に、峰岸も「ありがとう」とほほ笑み返すのだった。

 最後は麻理鈴と峰岸の仲は再び元の仲の良い先輩・後輩に収まり、憧れの“T.O”さんこと田村(向井理)もJK5推進室を手伝うことになるなど大円団を迎えた最終回。SNSには「悪女、元気出て面白かった~」「今田美桜ちゃんのまりりんよかった」「最後には峰岸さんをも救ってしまう麻理鈴最高でした」と絶賛のコメントを多く寄せられた。

 小野が麻理鈴への恋心を確信したり、麻理鈴が夢中な“T.O”さんを小野なのではないかと勘違いした田村が「妬けちゃうなぁ」と話したりなど、恋愛要素も大きく盛り上がっただけに「続編やってほしい」との声も目立っている。

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