SUPER★DRAGON、個人活動は「スパドラのため」 伊藤壮吾は“鉄道愛”「恩返しを」

個人の仕事への思いを告白する志村玲於、伊藤壮吾、古川毅(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
個人の仕事への思いを告白する志村玲於、伊藤壮吾、古川毅(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

個人の仕事はスパドラのために

――個人の仕事も多い3人ですが、グループのときとの違いはありますか。

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伊藤「スパドラのときとの違いはあります。好きな鉄道の話をするので楽しさはありますね。気持ち的にはスパドラを覚えてもらえるためにしています。個人の仕事では鉄道会社に恩返ししたい。鉄道ファンじゃない人も鉄道を知れるきっかけを作りたい。今年日本に鉄道ができて150周年なんですよ。50年後の200周年のときに僕は、69歳なのでそのときに北から南まで2、3日で横断ツアーとかしたいです」

古川「俳優に関しては、視野を広げてくれる存在。表現のアウトプットはグループと同じです。とても刺激的で、自分の経験値としてかけがえのないもの。役としての顔をみせるので、すごく難しい。僕は器用じゃないので役について悩んだりもしますが、必要とされる現場でまっとうできたらと思います。僕の軸にはスパドラがあるので、グループがないと俳優はできないかな。『よるのブランチ』のメインMCも1年務めさせていただきましたけど、グループのときと立ち位置が違って番組では、周りがプロフェッショナルすぎて自分の立ち位置に悩みました。間の使い方呼吸の感じ方を学びました。

 1番自分が成長したというか、体験として大きかったのは『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』ですね。一生変わらない。現場の空気感というか、スタジオにこもって題材も題材で、気が狂いそうになりながら向き合いました。当時は役者として右も左も分からず身を投じていた現場だったのもあって怒られたこともありました。萎縮してセリフが飛んで演技の流れを止めてしまったりして……。同じ制服着て役になれば教室にいる生徒は、本当の同級生で、クラスがバラバラになったときは座長の菅田将暉さんがまとめてくれて本当の先生みたいでいい経験でした」

志村「僕はあんまり変わらない。世界を表現することだから、舞台とスパドラがやってることは同じというか……。イジられることが多いか少ないかくらい。唯一もがいたのは、朗読劇『私立探偵 濱マイク』。稽古時間が1日半しかなくて、佐藤流司さん、植田圭輔さん、事務所の先輩・矢部昌暉君(DISH//)たちベテランの人の中でやらせてもらって、台本を見ながらも正面を向いてセリフを言うシーンとか、自分の頭でセリフを言うときは苦戦しました。いろんな役に挑戦したので今後はそれを吸収していろんな役をできる役者として活動していきたいですね」

□SUPER★DRAGON(スーパードラゴン)2015年9月27日結成。ボーカル・ダンサー・ラッパーからなる9人組ミクスチャーユニット。16年1月に結成わずか4か月でファーストワンマンのチケットを即完売させる。11月に「Pendulum Beat!」CDデビュー果たす。22年5月11日には楽曲「Brand New Music」を配信。ここから年内毎月楽曲配信中で第2弾の楽曲「Cruisin’」を6月8日に配信スタートする。

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