【マイファミリー】第8話 東堂が強いられる“苦渋の決断”に視聴者同情「その選択はしんどい」

二宮和也が主演を務めるTBS日曜ドラマ「マイファミリー」(午後9時)の第8話が29日に放送された。

元警察官・東堂樹生を演じる濱田岳【写真:(C)TBS】
元警察官・東堂樹生を演じる濱田岳【写真:(C)TBS】

三輪が東堂にぶつけた本音は「東堂にとって一番辛い言葉」

 二宮和也が主演を務めるTBS日曜ドラマ「マイファミリー」(午後9時)の第8話が29日に放送された。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、二宮演じるゲーム会社の社長・鳴沢温人(なるさわ・はると)と多部未華子演じる妻・未知留(みちる)が、娘を誘拐されたことから絆を試されるノンストップファミリーエンターテインメント。

“ゲーム業界の新時代を築く男”として「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」のCEOを務める温人と妻の未知留。ある日、娘の友果(大島美優)が誘拐されてしまう。2人は大学時代の友人で元警察官の東堂樹生(濱田岳)と弁護士の三輪碧(賀来賢人)の協力のもと、犯人の要望通り警察を排除して身代金を渡した。その後、三輪の娘・優月(山崎莉里那)が誘拐される。また5年前に東堂の娘・心春(野澤しおり)も誘拐されていたことが明らかに。誘拐を機に東堂の妻・亜希は消息が不明になっていた。優月を取り戻すため、再び警察を排除して身代金を渡した温人は、犯人から「完全誘拐を実現するファミリー」と認定されてしまう。犯人は次に温人の会社の社外取締役・阿久津晃(松本幸四郎)の娘・実咲(凛美)を誘拐し、身代金10億円を要求。毎日1億円ずつ10日間かけて運ぶよう指示してきた。

 22日に放送された第7話で、友果と優月を誘拐した犯人が東堂であることが明らかに。友人の娘である友果と優月を誘拐した事実に、温人も未知留も三輪も怒りをあらわにする。東堂は阿久津の娘・実咲の誘拐には関わっておらず、犯人に指示されて受け子をさせられていると明かす。東堂は心春と実咲を取り戻すため、まだ警察に捕まるわけにはいかないと語る。すると三輪は怒りから、「もう5年だぞ。まだ生きてるって本気で思ってんのか? 娘がまだ生きてるって。そんな話を信じて、優月はあんな苦しい思いをしなきゃならなかったのか」と本音をぶつける。東堂は「すまなかった」と謝り、「だけどな、信じるしかないんだよ。そうしないと心春ちゃんが生まれてきてくれたことすら、なくなっちゃうんだ。だから俺は、俺だけは信じ続けなきゃいけないんだ」と訴えた。

 それぞれが子を思う気持ちに、SNS上では「みんな実際に子を持つ親だから辛いよね」「なんとかならんのか、この誘拐事件!!」ともどかしい声が挙がった。また本音をぶつけた三輪に「言っちゃうかぁ、三輪」「あ~、きついなこれ」「東堂にとって一番辛い言葉」といったコメントも。

 警察が動き始めたことを察知した犯人は、東堂との電話で取引中止と実咲の殺害を予告する。東堂が今ある身代金すべてと人質の交換を提案すると、犯人は「分かりました。今あるお金と交換します。ただし返すのは心春さんか実咲さん、どちらから一人だけです」と残酷な決断を迫った。自分の娘と他人の娘、どちらか一人しか選べない状況で、東堂は「実咲ちゃんと交換してくれ」と声を震わせて答えた。東堂は、「三輪の言う通りだわ。心春ちゃんが5年間も監禁されてるわけ……(ない)。今は、生きている子どもを助ける」と涙ながらに決意する。そんな東堂の姿に三輪は、「犯人の正体を暴いて取り戻そう。実咲ちゃんと心春ちゃんを。ただし、全部終わったら一発ぶん殴らせろ」と伝えた。

 東堂の苦渋の決断にSNS上では、「東堂……つらい」「その選択はしんどい」「この2択は鬼すぎる」「人の娘と自分の娘の命、天秤にかけれんよな……。かけたら圧倒的に娘やけど、娘が生きてるかすら怪しいもんな……」など、東堂の気持ちに寄り添う声が挙がっている。

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