【RIZIN】萩原京平、最高級レクサス公開に込めた思い 若い世代へ「こういう生活ができるんやと」

格闘技イベント「+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.3」(5日、会場は非公開)のメインで、クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)と対戦する萩原京平(SMOKER GYM)は、かつてのハングリーだった頃の姿を取り戻し番狂わせを狙っている。

萩原京平【写真:山口比佐夫】
萩原京平【写真:山口比佐夫】

年明けに「格闘技人口が増えれば、業界も盛り上がってくる」

 格闘技イベント「+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.3」(5日、会場は非公開)のメインで、クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)と対戦する萩原京平(SMOKER GYM)は、かつてのハングリーだった頃の姿を取り戻し番狂わせを狙っている。

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“フェザー級最強”と呼ばれるクレベルとのマッチアップ。萩原にとっては厳しい試合になると同時に、大きなチャンスでもある。クレベルは王者・牛久絢太郎との対戦が既定路線。萩原が勝つなら一気にベルト戦線に割って入ることになる。

「チャンスを逃すわけにはいかない」「打撃が当たれば絶対に倒せる」。威勢のいい言葉を並べ、アップセットへ目を光らせる萩原。何かやってくれる――。そんな期待感を抱かせてくれる。粗削りだが華のあるファイトスタイル。階級トップレベルの打撃は誰もが認めている。RIZIN参戦後は5勝4敗だが、戦績以上のインパクトを残している。

 地下格闘技から這い上がった“アンダーグラウンドエンペラー”。今回のテーマは原点回帰だ。「初心に戻った萩原京平のファイトスタイルを楽しみにしていて」と予告する。

 そんな萩原といえば、昨年大みそかの直後の1本のツイートが格闘技ファンの間で話題となった。「LX570購入 ボロい長屋育ちの少年は格闘技のおかげで少しづつ大きくなっていってます」と文面につづり、レクサスの最上級SUV「LX 570」を購入したことを明かしていた。

“RIZINドリーム”の体現。これについて、萩原が思いを明かした。

「この車が特別、欲しいと思っていたわけじゃない。そういうのを買って、発信していけば若い世代にもこういう生活ができるんやと思ってほしかったのもあります。若い世代がジムにも入ってきて、僕に憧れて、という子が増えてきています。格闘技人口が増えれば、業界も盛り上がってくる。環境が整えば世界に旅立っていく人材も増えていく。そういう時代になればいいなと」

 拳一本でのし上がってきた。自身の背中が後輩たちの道しるべになればいい。

 自身も覚悟を決めてクレベル戦へ。「有名になって、ファンも増えだして、そういうハングリーな気持ちが薄れていた。初心に帰って、スリリングな試合をしたいなと思っています」。何かに飢えていた、乾いていた、あの頃のようなギラギラした気持ちを取り戻し、決戦の舞台へ上がる。

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