セミヌードや映画監督に挑戦 整形アイドル轟ちゃんが伝えたいこと「可能性は無限大」

2016年からYouTuberとして活動中の整形アイドル轟ちゃん(29)が活躍の場を広げている。週刊誌の袋とじでセミヌードを披露し、映画では初主演&初監督にも挑戦した。今後、彼女は何を目指すのか。本人を直撃し、心境を語ってもらった。

整形アイドル轟ちゃんが挑戦について語る【写真:ENCOUNT編集部】
整形アイドル轟ちゃんが挑戦について語る【写真:ENCOUNT編集部】

整形アイドル轟ちゃんが挑戦を続ける理由

 2016年からYouTuberとして活動中の整形アイドル轟ちゃん(29)が活躍の場を広げている。週刊誌の袋とじでセミヌードを披露し、映画では初主演&初監督にも挑戦した。今後、彼女は何を目指すのか。本人を直撃し、心境を語ってもらった。(取材・文=竹之内梨佐)

――セミヌードに挑戦したとのことですが、当日はどのような雰囲気でしたか。

「バスローブを着ないで、前張りだけの姿で歩き回っていました(笑)。これまで、タンクトップも肩出しの衣装も、NGにしてきたんですけどね。脱いだら一気に開放されました。仕事として話をいただけたことが、うれしくて。私こんなに『女みたいな表情できるんだ!』って恥ずかしくなりましたね。1番刺激的で、一生忘れない現場ですね」

――セミヌードに挑戦しようと思ったきっかけはありますか。

「ダイエットで10キロ落とした自分を(写真で)残したかった。今年30歳になるので、ファンの方から見て“見たことない私”をエンターテインメントとして挑戦したら、面白いかなと思いまして。二つ返事で『やります! やります!』って、オファーを受けました。YouTuberでセミヌードは(業界で)初めてじゃないかな。魅力的なお仕事でした」

――そして、短編映画「ご報告です、本当の愛見つけました」で監督にも挑戦したんですよね。

「楽しかったです。ウエディングドレスで銃を持った、ミスマッチの絵を動画で撮りたくて。YouTubeの企画じゃ、ネタとして弱いと思って、まずプロットを考えてみました。製作期間を考えると1年くらいかかっているので、終わったら悲しかったです」

――自費と聞きましたが……。

「『友達呼んで自費でやろう!』って企画になって、(楽しそうで)即お金を振り込みました(笑)。事務所スタッフでカンヌ受賞作品に関わった人のもと、低予算での制作に挑みました」

――もともと、映画を作ってみたかった気持ちがありましたか。

「昔、声優養成所に通っていたり、YouTuberになってからも舞台に立つ経験もしているので、演技をやりたい気持ちはありました。さらに、そこで人をプロデュースする側もやってみようと思いついて、私が監督兼主演の作品にしました」

――第1弾ということは、第2弾も期待していいですか。

「早くも第2弾撮りたいです。次作は、もうほとんど頭の中でできているんです。方向性の違うものにします」

――いろんなことに挑戦する姿がかっこいいですね。

「整形をきっかけにYouTuberとしていろいろなお仕事に挑戦させていただく中で、昔より探究心が強くなっているのを感じています。今までに触れたことのない分野にチャレンジするのが楽しいんですよね」

――挑戦する中で、読者に伝えたいことはありますか。

「人生は短いけど、その中の可能性は無限大で、『本当にできないこと』ってそんなにないということを私という人物を通して感じてもらえたらと思います。整形前は借金まみれのどん底でなんの取り柄もなかった私が、今こんなにもいろいろなことに挑戦させていただけている、ということに、私自身も自分の可能性というものに驚いています。誰かが自分の見えない魅力に気づくきっかけになれたらうれしいですね」

――最後に今後、挑戦したいことを教えてください。

「コラムを書きたい! いっぱい書きたいことがあって、明るく生きる術を(文字で)伝えたいです。2年くらい前から思っています。動画じゃなくて、文章なら言えることがあるんですよ。いじめや整形はもちろん、どんなマインドで生きたらいいか、伝えたいことを書き留めてるネタ帳もありますから」

□整形アイドル轟ちゃん(せいけいあいどる・とどろきちゃん)1992年12月29日生まれ。2016年からYouTuberとして活動スタート。整形後のダウンタイムを紹介する姿が反響を呼んだ。19年には著書「可愛い戦争から離脱します」を執筆。22年には週刊誌「FRIDAY」に自身初のグラビア姿を公開、セミヌードにも挑戦。4月には短編映画「ご報告です、本当の愛見つけました」で初主演・初監督を務める。

次のページへ (2/2) 【動画】整形アイドル轟ちゃんが公開したセミヌードの撮影現場の様子
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