【ムチャブリ!】第7話 ワーママ・佐々川知美、“パンク寸前”の姿に視聴者共感

女優の高畑充希が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」(午後10時)の第7話が23日に放送された。

佐々川知美を演じる夏帆【写真:(C)日本テレビ】
佐々川知美を演じる夏帆【写真:(C)日本テレビ】

専業主婦を経験した知美の気持ち「第一章の私は死んだのかな」

 女優の高畑充希が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」(午後10時)の第7話が23日に放送された。

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(以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、高畑演じる出世欲のない30歳OL・高梨雛子が、社長のムチャブリにより子会社の社長に就任してしまったことから始まるお仕事エンターテインメント。「株式会社リレーション・ゲート」の若きカリスマ社長・浅海寛人(松田翔太)の秘書として働いていた雛子は、浅海のムチャブリで子会社「株式会社リレーション・フーズ」の社長に就任。カジュアルフレンチレストラン「プチボナール」を運営する。

 第7話では、雛子のもとで働く雛子の友人・佐々川知美(夏帆)の置かれた状況に共感の声が集まった。結婚・出産を機に専業主婦となった知美は、雛子の会社で働くことに。もともとお菓子の食材輸入などのキャリアがあった知美は、その働きが認められついに正社員となった。完璧主義の知美は家庭でも職場でも完璧を目指す。

 しかし「家事を協力する」という夫は、自らやるべきことを想像しない。息子の宿題の見方も分からず、皿洗いを頼んでも洗い方や収納が雑で結局やり直す羽目に。先に帰宅しスマホを見ている夫を横目に、知子は急いで夕飯の準備をし、夜中に仕事や家事を片付ける。しかし家庭と仕事の両立が難しくなった知子に、夫は「短い時間で働けるところの方がいいんじゃないかな。近所とかで」と提案。知子は「協力するするって口ばっかり。家事だって全部私がやってる」と不満が爆発する。そこに息子の学校関係の手作り持参物が容赦なく降りかかる。

 知子は職場で「何もかも放置して遠くに行きたい、みたいになる」と胸中を吐露。また疲れて電車を乗り過ごした知子は、迎えに来た雛子に「(結婚、出産して幸せだけど)第一章の私は死んだのかな。頑張って勉強して大学入って、就職して、あの私と今の私がつながってるのか自信がなくなるときがある。だからもう一度社会に出て働いて証明したかった」と語る。

 1児の母として家庭と仕事に奮闘する知子の姿に、SNS上では「佐々川さんが自分に見えてきた」「佐々川さんパンク寸前わかりすぎてツライ」「働くお母さん、本当に大変だよね」「知美の気持ちわかるよ。家庭と仕事の両立、大変だよ」と共感の声が相次いだ。また過去の自分と今の自分のつながりに自信をなくす知子に、「だよね。第一章の自分は死んだのかなって思うことあるわ」とのコメントも見られた。さらに積極的に協力できない夫や、学校関係の準備に対しても「旦那よ、もう少し協力しようよー」「学校の手作り地獄も勘弁だよなー」と反応が見られた。

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