“OL兼任アイドル”新内眞衣が乃木坂46を卒業 人生を変えた「一歩踏み出す勇気」

アイドルグループ「乃木坂46」の新内眞衣が10日、東京国際フォーラム・ホールAで開催された自身の乃木坂46卒業セレモニーに出演した。

乃木坂46を卒業した新内眞衣(中央)
乃木坂46を卒業した新内眞衣(中央)

「オールナイトニッポン」のメインMCとしても活躍した2期生

 アイドルグループ「乃木坂46」の新内眞衣が10日、東京国際フォーラム・ホールAで開催された自身の乃木坂46卒業セレモニーに出演した。

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 1992年1月22日、埼玉県出身の新内は、13年に行われた乃木坂46の2期生オーディションに合格。グループ唯一の“OL兼任アイドル”として二足のわらじを履き、ニッポン放送「乃木坂46のオールナイトニッポン」のメインMC、女性ファッション誌のレギュラーモデルとしても活躍した。

 本公演をもって乃木坂46としての全ての活動を終える新内は、オープニングで自身の初参加曲「生まれたままで」を披露。続く「トキトキメキメキ」、「Out of the blue」でも、大人アイドルの魅力を振り撒くと、オールナイトニッポンの名物企画「新内眞衣 妄想結婚式!」をステージ上で実施し、会場を笑顔で包み込んだ。

 企画コーナー終了後、VTRで新内が思い入れのあるシングル楽曲を告白。その楽曲が、OG・深川麻衣の卒業シングル「ハルジオンが咲く頃」であることが明かされると、当時最年長だった深川から“最年長のバトン”を受け継いだことを語る。「“最年長のバトン”は、私がまた次のメンバーが受け継ぐときに、誇りをもって最年長のバトンを受け継ぎたかった。私は私なりにやりきったと思うので、この曲を選びました」と述べ、美しくしなやかなパフォーマンスで特別な思いを表現した。

 アンコールには純白の卒業ドレスで登場し、初めて自分を変えたいと思った中学生時代、乃木坂46に加入した大学生時代、オールナイトニッポンのパーソナリティー就任を回想。涙を浮かべ「学生時代に受け入れてもらえなかった自分の性格を、全国ネットでお届けするのが、最初はすごく怖かった」と、パーソナリティー就任時の複雑だった心境を明かし、「一歩踏み出す勇気さえあれば、10年後、20年後、笑っていられる自分がいると思ってます。私の踏み出す勇気を受け取っていただいて、これからの人生に生かしていただけたらうれしいです」とメッセージを送った。

 アンコールブロックでは、最初で最後のソロ曲「あなたからの卒業」、思い出の曲「サヨナラの意味」を披露。そして、2期生にとって大切な曲「ゆっくりと咲く花」を、アイドル人生を締めくくる一曲に選んだ。

 仲間との絆を確かめ合うように、歌詞の一つひとつを噛み締め歌い上げると、新内は「後悔はないので、今すっきりしています」と笑顔。最後に「私は正統派とか、そんなアイドルではありませんでしたが、乃木坂46として9年間走り続けてきた日々は大切なものになりました」と振り返り、「大好きで大切な乃木坂46をこれからもよろしくお願いします」と思いを伝え、卒業セレモニーを締めくくった。

■2月10日 乃木坂46「新内眞衣卒業セレモニー」セットリスト @東京国際フォーラム ホールA
M01 生まれたままで
M02 トキトキメキメキ
M03 Out of the blue
M04 ハルジオンが咲く頃
M05 日常
M06 太陽ノック

EN1 あなたからの卒業
EN2 サヨナラの意味
EN3 ゆっくりと咲く花

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