「仮面ライダーリバイス」でまさかの展開 話題の17歳は「JUNONネクストブレイク」

俳優1本でいきたいと明かした奥智哉【写真:荒川祐史】
俳優1本でいきたいと明かした奥智哉【写真:荒川祐史】

中学3年生のとき、ドラマ「FOLLOWERS」出演で「本気で俳優になりたいと思った」

 しかし、当初は俳優になりたいという思いはさほど強くなかったとか。「父も、『頑張ってみれば』という気持ち半分、『受からなかったら、中学では部活と勉強を頑張りなさい』という感じでしたね。本気で俳優になりたいと思ったのは2年後の中学3年生のとき。NETFLIXドラマ『FOLLOWERS』(蜷川実花監督)に初めて出させてもらったんです。お金もかかったすごいセットの中で撮影し、こんな世界があるんだ、自分もここでやってみたい、と思いました」。

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 長い撮影の中、牛島光の変化や成長を感じている。「現場はアットホームな感じでも、スタッフさんとかもキャストさんもみんな明るくてすごい優しく接してくれて、本当にいい意味で緊張感がほぐれるというか、すごい心地の良い場所です。出演者も展開を知らされていないので、オレはいつ、いなくなるんだろうとか、話したりしています。僕の役もどんなふうになるのか…」。

 特技の一つが空手だ。「小学1年生から6年生までやっていて、今でも、その当時教えてもらった方に、個人的に教えてもらっています。今回ピンポイントで空手のシーンもあったりするんで、やっておいてよかったと思いました。仮面ライダーになれるとしたら? パワフルな激しめのアクションでやってみたいですね。今回の仮面ライダーではスタンプで変身するんですけども、魚が好きなので、魚のスタンプで変身できたら。でも、かっこ悪いかな」と笑う。

 現在、高校2年生。卒業後の進路を決める時期にもなっている。「今のところは俳優1本でいきたいなと思っています。大学も考えてはいるんですけども、自分が行きたい学科にはかなり努力しないといけないかも。憧れの人は山田孝之さん、佐藤健さん、神木隆之介さん。神木さんには似た雰囲気があると言われたこともあるのですが、自分だけのオリジナリティーを出せる俳優になるのが目標です。目の芝居がいいとも言われたので、その辺も自分のものにできたら」と言葉に力を込めた。

「仮面ライダーリバイス」は今夏まで放送予定。牛島光役とともに、大いなる変身を見せてくれそうだ。

□奥智哉(おく・ともや)2004年7月18日、神奈川県出身。20年、蜷川実花監督のNETFLIX「FOLLOWERS」でドラマ初出演。同年、「進研ゼミ」のCMへ出演し注目を集める。21年、4本のドラマ出演のほか、「ビタミン炭酸MATCH」や、「河合塾マナビス」のCMに出演。仮面ライダー生誕50周年記念作品「仮面ライダーリバイス」も出演中。

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