【DCU】古田敦也の“怪演”が話題 「イチローが古畑任三郎に出てた時以来の衝撃」

俳優・阿部寛主演のTBS系日曜劇場「DCU~手錠を持ったダイバー~」(毎週日曜、午後9時)の第2話が23日、放送された。水中事件・事故の捜査を行う海上保安庁の新組織「DCU(Deep Crime Unit=潜水特殊捜査隊)」に所属するダイバー捜査官の活躍を描くウォーターミステリー。この日は元プロ野球ヤクルト監督で野球解説者の古田敦也がゲスト出演しクセの強い悪役ぶりを披露、その“怪演”ぶりが話題となっている。

主演を務める阿部寛【写真:ENCOUNT編集部】
主演を務める阿部寛【写真:ENCOUNT編集部】

視聴者ビックリ「古田にそっくりだと思ったら古田でした」

 俳優・阿部寛主演のTBS系日曜劇場「DCU~手錠を持ったダイバー~」(毎週日曜、午後9時)の第2話が23日、放送された。水中事件・事故の捜査を行う海上保安庁の新組織「DCU(Deep Crime Unit=潜水特殊捜査隊)」に所属するダイバー捜査官の活躍を描くウォーターミステリー。この日は元プロ野球ヤクルト監督で野球解説者の古田敦也がゲスト出演しクセの強い悪役ぶりを披露、その“怪演”ぶりが話題となっている。

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(以下、ドラマの内容に関する記述があります)
 
 主演の阿部は水中の捜査を行うスペシャリスト集団「DCU」の隊長・新名正義(にいな・まさよし)役。新名と瀬能(横浜流星)のわだかまりが解けないなか、殺人事件が発生した。DCUメンバーが日本海に面した北能登の港へ向かうと死体の正体はアワビの密漁者を探す地元漁師のリーダーだった。漁師たちは「犯人は密漁グループの連中に違いない」と騒ぎ立てる一方、外国人技能実習生を犯人扱いする。新名は地元刑事の坂東(梶原善)と捜査に乗り出すが、地元の有力者で市議会議員の岡部が割り込んでくる。事件の真相を探るためDCU隊員が荒れる海の中へ潜るとそこには決定的な証拠が。殺人事件の犯人は岡部だった…。「うわー!」と叫びながら漁師リーダーの背中に凶器を突き立てる岡部は鬼の形相で、お茶の間に戦慄(せんりつ)が走った。

 結局は逮捕される岡部を演じたのが古田だ。何やら怪しい雰囲気を漂わせながらDCUに近づいてくる市議会議員を胡散(うさん)臭く演じる姿が大きな存在感を放った。ネットでは「古田さんにそっくりだと思ったら古田さんでした」「古田敦也が出ててびっくり」「古田敦也によく似てるなぁ…と思ったら本人だった」と驚く声が続々。また、「演技上手ですね」「めっちゃ演技ナチュラル」「イチローが古畑任三郎に出てた時以来の衝撃的なうまさ」「古田さんハマり役でしたね」「古田敦也さんのキャスティングは正解だったのかな」などと高評価の声も相次いだ。

 一方、古田は今春沖縄・浦添で行われるヤクルト1軍キャンプで昨年に引き続き臨時コーチを務めることから「今春の球界には戻ってきてね」「浦添キャンプまでに釈放されますように」「来週はつば九郎も」と切望するコメントも見られた。

 さらに、追い詰められた岡部が岩礁で「おい、いくらだよ。お前いくら欲しいんだよ!」と怒鳴るシーンについてある視聴者は「球団幹部になった時に契約更改で使えそうなせりふ」と反応。また、プロ野球選手だっただけに「いろんな選手の動きや表情、感情、癖等を観察してきた記憶と知識があの迫真演技に出ている」「現役時代はボールを捕る役だったのに今度は警察に捕まる役だったのか」という“深い”洞察もあった。

 古田はNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」(96年)やテレビ朝日系「アストロ球団」(05年、本人役)、フジテレビ系「役者魂!」(06年)、同局系「ガリレオ第2シーズン」(13年)などに出演歴があるが、TBSドラマへの出演は今回が初めてとなった。

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