双子赤ちゃんパンダ、一般公開前に上野がお祝いムード 街中が“パンダまみれ”に

上野動物園で昨年6月に生まれた双子の赤ちゃんパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」の一般公開を前に、上野の街が沸いている。シャオシャオとレイレイは今月12日から、上野動物園西園のパンダの森で公開。公開時間は当面の間、午前10時から正午までの2時間のみで、1日あたり抽選で約1000人に限って公開される予定だ(新型コロナウイルス感染拡大の影響で15日以降はしばらく中止)。

松坂屋上野店で開催中の「みんなのパンダ写真展」パンダ【写真:ENCOUNT編集部】
松坂屋上野店で開催中の「みんなのパンダ写真展」パンダ【写真:ENCOUNT編集部】

当面の間は1日あたり2時間のみ、抽選で約1000人に限って公開

 上野動物園で昨年6月に生まれた双子の赤ちゃんパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」の一般公開を前に、上野の街が沸いている。シャオシャオとレイレイは今月12日から、上野動物園西園のパンダの森で公開。公開時間は当面の間、午前10時から正午までの2時間のみで、1日あたり抽選で約1000人に限って公開される予定だ(新型コロナウイルス感染拡大の影響で15日以降はしばらく中止)。

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 上野観光連盟では、シャオシャオとレイレイの日齢ごとの姿を収めた特製ポストカードを発売。誕生から命名までの成長を記録した22日齢~75日齢までの愛らしい姿7枚にアニメコラボの1枚を加えた8枚セットで、価格は税込み1100円、1人3セットまでの数量限定となっており、公開日の12日から16日までの間は上野公園内での販売も予定している。また、アメ横商店街など街の各所にシャオシャオとレイレイがデザインされたペナントを設置するなど、まさにパンダ一色となっている。

 松坂屋上野店では、昨年11月24日から「みんなのパンダ写真展」を開催。自分が撮ったパンダの写真を専用サイトに投稿すると、店頭のパネルやサイト上に掲載されるというイベントで、これまでに400枚以上の写真が投稿されている。店頭パネルには投稿された順に写真が掲載され、1周するとまた最初に戻る仕組みとなっているため、待っていれば投稿した写真が必ず表示されるという。

 松坂屋の担当者は「パンダ愛好家の方々の間で、撮った写真をSNSで見せあうコミュニティーがあると聞いて、それを展示すれば美術館のように楽しめるのではと思ったのが企画の経緯です。上野だけでなく、どこの動物園のパンダでも構いません。もちろん、公開後はシャオシャオとレイレイの写真も投稿していただければと思います。コロナ禍で動物園も事前予約制となり、なかなかパンダに会えない日が続いている。少しでもパンダを感じてもらえたら」と企画の趣旨を語る。

 街を挙げてのお祝いムードが漂う上野。なかなかシャオシャオとレイレイに会えないかもしれないが、上野の街を歩けば至るところでその姿を見られそうだ。

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