新日本プロレス、創立50周年イヤーの施策発表 2022年は話題が目白押しに

新日本プロレスは15日、東京・後楽園ホールで、2022年に迎える創立50周年の施策発表会見を行い、棚橋弘至、真壁刀義、本間朋晃がリングに登場した。

50周年の記念ロゴを発表した【写真:ENCOUNT編集部】
50周年の記念ロゴを発表した【写真:ENCOUNT編集部】

1972年1月、アントニオ猪木氏が設立して半世紀

 新日本プロレスは15日、東京・後楽園ホールで、2022年に迎える創立50周年の施策発表会見を行い、棚橋弘至、真壁刀義、本間朋晃がリングに登場した。

 1972年1月、アントニオ猪木氏が設立して以来、半世紀の節目を迎える。

 発表されたのはコラボ商品展開を含めた4つの施策で、まずは50周年の記念ロゴが発表。真壁は「50の『0』の部分にライオンが入ってる。見てすぐ分かる。インパクトあっていい」と感想を語った。

 続いて、3月までのビッグマッチが発表。2・11仙台、2・13大阪、2・19&20札幌、そして3・1&2日本武道館2連戦が決定。また、1月以降のシリーズは「新春黄金シリーズ」など往年のシリーズ名を使用することも明らかとなった。

 さらに、50周年の展示イベント「シンニチイズム」(2月11日~27日、東京ドームシティ「Gallery AaMo」)も開催する。レアな写真やパネル、マスクなどお宝を集めて披露。さっそく、リング上では展示は未定の参考グッズとして、アンドレ・ザ・ジャイアントのシューズと手形が公開され、棚橋もその大きさに驚き。「グッズにまつわるエピソード、選手の歴史なんかも思い出せる。プロレスに対する知識量を高めてもらって、本格的に新日本プロレスが動き始めるときプラスになればいいと思います」と、来場を呼び掛けた。

 自身が選ぶお宝については「デビューから歴代のタイツ、ガウンがありますので、バーッと並べていただいてもいい。だいぶスペース取ってしまいますけど…。もしOKなら実家から送ってもらってもいい」と話した。

 最後に3選手は50周年に向けた抱負を語り、本間は「もっともっと上を目指して頑張りますのでよろしくお願いします」とコメント。

 真壁は「ボクがガキのころですね。初めて新日本を見て熱中したんですよね。離れたときもありましたけど、学生のとき、引き戻されまして、俺はこの世界に入りてぇなって。これを見ている皆さんにも夢を与えたい。これからの新日本、さらにすごい試合になる。ご期待ください」。

 棚橋は「100年に1人の逸材、棚橋弘至です。新日本は50年、棚橋は100年ということで、計算が合わないんですけど、ようやくボクの半分に追いついて来たのかなと」と冗談交じりにアピールした。

 22年は、1・4&5東京ドーム大会からスタート。1・4では、IWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟にオカダ・カズチカが挑戦。1・5ではその勝者に、ウィル・オスプレイが挑戦する。1・8神奈川・横浜アリーナ大会の開催も決まっている。

 大張高己社長は「来年は苦しかったコロナから全世界の人々が立ち上がる年になる。その年が新日本プロレスの50周年であることは運命であると思っている。世界の人たちが注目して元気になれるようなドリームカード、ドリームイベントを提供させていただきます」と力強く結んだ。

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