中止&終了「カワサキ ハロウィン」 主催者が明かす“コロナの影響じゃない”本当の理由

今後も川崎の魅力を発信していくという【写真:ENCOUNT編集部】
今後も川崎の魅力を発信していくという【写真:ENCOUNT編集部】

コロナ禍でフィナーレ中止も「ある意味カワハロらしい、いい終わり方」

 川崎市をあげての一大イベントとなっていただけに、やめるにも相当な時間と労力が必要だった。市や商店街など、25団体に膨れ上がっていた主催者ひとつひとつに説明を重ね、いざ華々しくフィナーレという昨年、予期せぬコロナ禍であえなく中止を余儀なくされた。

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「ようやく話がまとまったのが2月で、『最後ド派手に終わりましょう!』という主催者全体会議で、誰かが『コロナでできなくなったりして(笑)』と口にした冗談があれよあれよと現実になった。始めは大いに落胆もしましたが、逆にドラマチックですよね。このままひっそり寂しく、いい思い出のまま終わるというのは、それはそれで“おいしい”かな? と。今ではある意味カワハロらしい、いい終わり方ができたと思っています」

 今後はハロウィーンとはまた違った形で、川崎の魅力を発信していく企画も動き出しているという。

「『川崎』という街のイメージって、外から見たらまちまちでしょうけど、内側から見るとすごく魅力的でポテンシャルに溢れた街。来年3月には川崎と羽田空港を結ぶ『多摩川スカイブリッジ』が開通して、川崎が世界から見た日本の玄関になる。24年間で築いためちゃめちゃ太い地域とのパイプで、常に新しいこと、刺激的なことを発信していきますよ」

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