【青天を衝け】渋沢栄一の「一世一代の大勝負」が見どころ 第一国立銀行が倒産の危機

NHKの大河ドラマ「青天を衝け」第33回(31日、午後7時10分)では渋沢栄一(吉沢亮)が大きな危機を迎えるようだ。見どころを探った。

銀行を守るために一世一代の大勝負に出る渋沢栄一(左=吉沢亮)【写真:(C)NHK】
銀行を守るために一世一代の大勝負に出る渋沢栄一(左=吉沢亮)【写真:(C)NHK】

NHKの大河ドラマ「青天を衝け」第33回の見どころを探る

 NHKの大河ドラマ「青天を衝け」第33回(31日、午後7時10分)では渋沢栄一(吉沢亮)が大きな危機を迎えるようだ。見どころを探った。

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 NHKによると、第一国立銀行の大株主、小野組が放漫経営で倒産してしまう。小野組に無担保で多額の貸しつけをしていた第一国立銀行も、連鎖倒産の危機に陥るという。さらに、三野村利左衛門(イッセー尾形)率いる三井が、この機に乗じて第一国立銀行を乗っ取ろうとする。銀行を守るため、栄一は、三野村との一世一代の大勝負に出る。

 一方、喜作(高良健吾)は、主要な輸出品である蚕卵紙(さんらんし)を値崩れさせようと、横浜の外国商館が口裏を合わせて買い控えをしはじめたことに憤慨する展開という。

 見どころは、第一国立銀行を守ろうとする大蔵省を離れた栄一と、この作品に登場する民間人の中でも存在感抜群の三野村との勝負。前回の第32回で栄一は、三野村から「商売敵」「容赦いたしませぬぞ」と言われ、にらみ合っていた。NHKが説明する栄一の一世一代の大勝負とは、どんなものなのか。

 また、第33回のサブタイトルは栄一の著書名と同じ「論語と算盤(そろばん)」。資本主義の利益追求一辺倒でなく人格形成、道徳も重要で、双方のバランスが大切という趣旨の考え方。物語をどう盛り上げてくれるのかも注目したい。

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