山寺宏一、「宇宙戦艦ヤマト」デスラー役に全身全霊「帰りは足がふらついた」

声優の山寺宏一が9日、都内で行われたアニメ作品「宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」(8日公開)上映記念舞台あいさつに登場した。イベントでは共演者の井上喜久子、畠中祐、中村繪里子、安田賢司監督、構成・脚本を担当した福井晴敏、製作総指揮の西﨑彰司も登壇し、撮影時のエピソードなどを語った。

「宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」上映記念舞台あいさつが行われた【写真:ENCOUNT編集部】
「宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」上映記念舞台あいさつが行われた【写真:ENCOUNT編集部】

リメークに万感「僕も一緒に客席で見たいくらい」

 声優の山寺宏一が9日、都内で行われたアニメ作品「宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」(8日公開)上映記念舞台あいさつに登場した。イベントでは共演者の井上喜久子、畠中祐、中村繪里子、安田賢司監督、構成・脚本を担当した福井晴敏、製作総指揮の西崎彰司も登壇し、撮影時のエピソードなどを語った。

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 観客を前に山寺は「オリジナルのヤマトが放送されたとき、僕は中学生でした。そのときからずっと見ております。日本のアニメーションに多大なる影響を与えた歴史的作品のリメークシリーズに声をかけていただいて、うれしく思っております。僕と同世代でずっとヤマトを応援してくださっている方、最近、ヤマトを応援し始めた方、いろいろいらっしゃると思いますが、僕も一緒に見たいくらいです」と話した。

 同作は、1979年に放送されたテレビスペシャル「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」をモチーフに、全2章で描く完全新作「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ最新作。舞台は白色彗星帝国との戦いから3年後の世界。銀河で勃発した領土紛争は、ガミラスと安全保障条約を結ぶ地球を否応なく巻き込んでゆく。そんな中、新たなクルーを乗せて、宇宙戦艦ヤマトが再び発進する。

 アベルト・デスラー役を担当した山寺は「今回、デスラーを掘り下げていただいた。デスラーはそんなに発散して話す方ではなく、内に込めるタイプ。僕も胸の中にいろんなものが溜まって、帰りは足がふらついてしまいました。それくらい気持ちを込めてやらせていただきました」と振り返った。

 製作総指揮の西崎は「僕としては1番この作品が気に入ってますね。安田監督が福井さんがタッグを組んだその結果が力強いドラマを描いていただいた。安田監督の映像美というか、撮影の処理だとか、経験のないような新鮮な表現をしていただいて、僕が好きな作品と言えるものに仕上がったと思います」と感想を述べた。

 安田監督も「皆さんが大事にしているヤマトの世界観を受け継いで楽しんでいただけるよう作っていけるかを注意しました。こういった大きなスクリーンと音響の中でいろんな感情が皆さんの中で渦巻くと思いますが……笑うところは笑っていただき、泣くところは大いに泣いて、楽しんでいただければと思います」とアピールした。

※西崎彰司の「崎」の正式表記はたつさき

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