菅波が思い切って百音に結婚話 「おかえりモネ」“じらされる”形の行く末がポイントに

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)の第19週は、主人公・永浦百音(清原果耶)にとっては激動という言葉が似合う内容となりそうだ。

竜巻による被害を心配する百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)【写真:(C)NHK】
竜巻による被害を心配する百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)【写真:(C)NHK】

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」第19週(20日から)の見どころを探る

 NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)の第19週は、主人公・永浦百音(清原果耶)にとっては激動という言葉が似合う内容となりそうだ。

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 NHKによると、第19週では、大型台風が去った直後、気仙沼の百音の実家近くで竜巻が発生する内容が描かれるという。家族は何とか無事だったが、百音の祖父・龍己(藤竜也)のカキ棚が大きな被害を受ける。ちょうど東京に来ていた菅波(坂口健太郎)は、結婚について、百音と話そうとしていたが、百音は急いで古里に向かう展開に。古里に戻った百音は、久しぶりに家族や幼なじみと再会する。

 一方、菅波はかつて新人時代に診察を担当した元ホルン奏者・宮田(石井正則)と偶然出会う流れという。

 百音は、前週の第18週で社長の安西(井上順)に地域密着型の気象サービスの新事業を提案していたが、竜巻による実家の被害を見て、ますます古里への思いが強まるように感じる。菅波が結婚について話そうとしていたにもかかわらず、急いで古里に向かう展開というのだから。物語の中で、地域というワードが徐々に増えている。百音が古里のみんなから、いよいよ“おかえり”と言われる日も遠くないように思える。

 気になるのは、百音と菅波の結婚話。せっかく菅波が結婚の話をしようとしていたタイミングで、またもや“じらされる”形になりそうだ。竜巻が結果的に2人にも被害を与えなければいいが、と思う視聴者も少なくないだろう。

 もう一つ気になるのは元ホルン奏者・宮田の登場だ。菅波が新人時代、主治医に治療について提案したことが原因で、ホルン奏者として大切な肺の機能を十分に残すことはできなかった人物。菅波にとっては過去の悲しい思い出の人でもある。ここで登場する意味、菅波への今の思いをどう描くのか注目したい。

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