元AKB48の26歳が挑む女優業 太田奈緒が明かす決意「誰かの心を動かすような存在に」

主演・斎藤工の印象を明かした太田奈緒【写真:ENCOUNT編集部】
主演・斎藤工の印象を明かした太田奈緒【写真:ENCOUNT編集部】

憧れの女優は篠原涼子と芳根京子「いろんな役を演じ分けられるようになりたい」

 主演の斎藤については「本当にすごい方なのに、私たちに対してはすごい気さくで、お芝居の中でもすごい学ぶこともたくさんあったり、人柄もすてきな方。人としてもすごい憧れます」。今後の展開については「5話では、洗脳が描かれていますが、ものすごく怖いなと思いました。私たちの周囲でも、びっくりすることが起こっていくので注目していただけたら。女子高生も巻き込まれるかもしれないです」とアピールした。

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 ドラマ以外にも、TOKYO FM「Distance~太田奈緒の、私が考えたこと~」(5日午後7時放送)でパーソナリティー&ラジオドラマに初挑戦。「人との関わり方をお話しするという内容ですが、人との距離が離れているからこそ、言葉の温かさ、選び方に気を付けていかなければならないですし、人の温かさに改めて気付かされることがありますよね。私自身、京都出身ですが、家族とはなかなか会えないので、気にかけていますし、電話やLINEで頻繁に連絡を取り合っています」。

 ソロとして活動して2年近く。今の自身の活動をどう見ているのか。「卒業してから、すぐにコロナ禍になってしまい、最初のころは、主演舞台が中止になってしまったり、悩むこと、考えることもすごく多くなりました。でも、自分を見つめ直す、いいきっかけにはなったのかなと思います。自分の時間を作って、映画を見たり、勉強したり、上手にポジティブに捉えることができて、舞台などのお仕事もできるようになりました。このドラマが決まったり、ラジオドラマをやったりと、ちょっとずつ前に進めているのかなと思っています」。

 今後も女優業を中心に活動していく。憧れは篠原涼子と芳根京子だ。「篠原さんはドラマ『アンフェア』で好きになって、映画『人魚の眠る家』ではすごく心を動かされました。芳根さんは映画『ファーストラヴ』で涙ながらに訴えるシーンが好きで、Netflixでも何回も見ています。私も映画に挑戦させていただきたいし、やっぱり舞台も好きなので、まんべんなく経験させていただければ、と思っています。どの分野でも、いろんな役を演じ分けられるようになりたいし、その作品を通して誰かの心を動かすような存在になりたい」と意気込んでいる。

□太田奈緒(おおた・なお)1994年12月5日、京都府出身。2014年、AKB48 Team8京都府代表としてデビュー。グループ活動中も舞台「フラガール -dance for smile-」などに数多くの舞台に出演し、19年12月にグループ卒業後、本格的に女優として活動を開始。20年11月には出身地京都府から京都府観光大使の委嘱状を受けた。21年11月には人気野球漫画原作の舞台「ROOKIES」への出演が決定している。

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