体重超過、夢遊病、通路で号泣…「お騒がせ格闘家」の第一人者・KINGレイナが本音激白

未奈との再戦を呼びかける

 最近、KINGはシュートボクシングでの「SHOOT BOXING Girls S-cup2021 -road to tournament-」(7月29日、浅草花やしき・浅草花劇場)に参戦し、SB日本女子ライト級王者の未奈と対戦。不慣れなSBルールにとまどいながら、結果的には0-3というフルマークの判定負けを喫した。

 だが、判定に不服だったKINGは観客も通る通路で泣きじゃくり、「なんでフルマークなの、意味分かんない」と号泣。その後、自身のSNSにも「『格闘技ってなんなんだろう』って思った試合だった」と書き始め、「あそこまで投げて相手が片手片膝着くぐらいのパンチ当ててそれでもダウンじゃあない? イエローカード出てて、フルマーク…せめて延長でしょ…流石にムカついた」(原文ママ)と書きなぐったが、公開後、程なくして削除している。

 佐伯代表いわく、「KINGは自分の拳の感触が当たっていると思うから、3人のジャッジのうち、少なくとも1人くらいは自分に入るだろう、という感覚なんだけど、その辺がズレている」と指摘。

 さらに「今のMMAでは試合後の物言いで判定がくつがえることはない。文書も出せない」とし、「偶発的に反則があったとか、そういうことを映像検証することはあっても、基本的に判定に関しては映像を見直してくつがえることはない」と続けた。

 KINGは「ルール的に言ったら、そこまで細かい話は分かっていないです。例えばそれが『DEEP』にしても、こういうふうに判定されて、こうなるからこうだよって話されても、たぶんどの選手も分かってないはず」と主張する。

 佐伯代表は「ルールをちゃんと把握してから不服を述べろ」と言いたげな雰囲気を醸し出しつつ、「エンターテインメントとして考えるなら、印象が僅差なのであれば、延長ラウンドがあっても良かったのかもしれないけど、あの試合のジャッジはルール通りに結果が出ていると思いますよ」との見解を示した。

 そして、KINGは未奈に再戦を呼びかける。

「10月23日に後楽園ホールで開催される『DEEP』でMMAで闘いましょう。待っています」

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