市川染五郎、2度の延期を経て映画公開に歓喜「率直にうれしい気持ちでいっぱい」

歌舞伎役者の市川染五郎が22日、都内で行われた、アニメーション映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」の初日舞台あいさつに登壇し、主人公・チェリーの声を演じた思いを語った。チェリーと出会う少女・スマイルの声を演じた杉咲花とイシグロキョウヘイ監督も出席した。

初日舞台あいさつに登壇した市川染五郎【写真:ENCOUNT編集部】
初日舞台あいさつに登壇した市川染五郎【写真:ENCOUNT編集部】

市川染五郎が声優初挑戦への思いを語る

 歌舞伎役者の市川染五郎が22日、都内で行われた、アニメーション映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」の初日舞台あいさつに登壇し、主人公・チェリーの声を演じた思いを語った。チェリーと出会う少女・スマイルの声を演じた杉咲花とイシグロキョウヘイ監督も出席した。

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 コロナ禍の影響もあり二度の延期を経て公開され、今回が初めての有観客の舞台あいさつとなった。本作で声優初挑戦となる染五郎は「本来は去年の5月15日に公開されるはずだったものが2回も延期になってしまって、とても残念な思いと、悔しい思いがあったんですけど、なんとか公開を迎えられて率直にうれしい気持ちでいっぱいです」と公開の喜びを語った。

 本作は地方都市を舞台にコミュニケーションが苦手な少年・チェリーと、見た目を気にしてマスクが手放せない少女・スマイルのひと夏の青春を描く。人見知りなチェリーを演じた染五郎は、「自分自身も人見知りなところがあって、自分とチェリーは似ている部分がたくさんあって、あてがきという役でもないですし、ここまで似ている役は不思議なご縁だと感じます」と役との共通点を明かした。

 最後に染五郎は、「『サイダーのように言葉が湧き上がる』で暑い夏を乗り切っていただければと思います」と話した。

(C)2020フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会

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