元NMB48の24歳、女優として再始動 大阪・西成舞台の感動作で初のヒロイン役

「本当にやりたいのは女優業」と語る近藤里奈【写真:ENCOUNT編集部】
「本当にやりたいのは女優業」と語る近藤里奈【写真:ENCOUNT編集部】

卒業後3年目から活動、昨年に女優業を本格化させるために上京

 卒業後の2年間は諸事情で芸能活動ができず、3年目から舞台などで活動。昨年5月のコロナ禍の中、女優業を本格化させるために上京した。「コロナの状況は分かっていましたが、よくなるのを待っていても仕方ないと思ったんです。ただ、コロナだったので、大好きなゲームばかりしていましたね。ファンのみなさんに報告したいこともあって、YouTubeも始めてみましたが、本当にやりたいのは女優業です。有村架純さんのような女性に憧れています」と話す。

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 コロナ禍の影響で本作の公開も延びた。「2回くらい延期になってしまったんです。いつ公開できるんやろ、と結構不安だったで、やっと公開できるという思いです。中学校が舞台の話なので、同い年ぐらいの子たちが映画の子供たちの笑顔を見て、いっぱい考えてもらったら、いいと思います。テーマは重いですが、前向きになれる作品だと思います」。自身も、この映画に励まされ、女優としての再出発にかける。

□近藤里奈(こんどう・りな)1997年2月23日、滋賀出身。2010年よりNMB48の中心メンバーとして活躍し、16年1月27日に同グループを卒業。卒業後は関西を拠点に映画や舞台などに出演。20年5月に活動拠点を東京に移し、女優としての活動を本格化させた。出演作には沖縄国際映画祭地域発信型映画「誰にも会いたくない」がある。

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