「100日間生きたワニ」公開直前 神木隆之介、中村倫也ら豪華キャストからコメント

社会現象を巻き起こした4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」(きくちゆうき)原作のアニメ映画「100日間生きたワニ」(配給:東宝)が9日から全国公開される。公開に先駆け、神木隆之介、中村倫也ら豪華キャストのコメントが届いた。

「100日間生きたワニ」
「100日間生きたワニ」

9日から全国公開される

 社会現象を巻き起こした4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」(きくちゆうき)原作のアニメ映画「100日間生きたワニ」(配給:東宝)が9日から全国公開される。公開に先駆け、神木隆之介、中村倫也ら豪華キャストのコメントが届いた。

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 原作に込められたメッセージに強く共感し映画化を熱望した上田慎一郎監督とふくだみゆき監督夫妻は、脚本開発中にコロナ禍に直面し、劇的に変わってしまった日常と価値観の変化に戸惑いながらもその気持ちを登場人物たちに重ね、新たに構成を練り直し、ワニの現れなかった“お花見の日”から“100日後”の、残された仲間たち、そして新たな登場人物であるカエルとの交流を描くことにより、より深いメッセージのこもった作品を作り上げた。

 映画化にあたり新たな物語が付け加えられたことについて、主人公のワニを演じた神木は「僕はワニを演じ、ワニに共感する人なので、その後のことについては少し他人事のような気もしているのですが、倫くんや昴くんたちが、時間がある意味で止まってしまったところからどう向き合うのか、そしてその時間がまたどうやって溶けていくんだろうというのを楽しみにしています」と感情を語った。

 また、ワニの親友ネズミを演じた中村は「映画になるということは、何か物語の芯が必要だと思うんです。原作にもそれはありましたが、映画になったことによってその深度は増したのかなと思います」。おなじくワニの親友モグラを演じた木村昴は「監督が作品を作るにあたっての思いをアフレコ前に伝えてくださったんですが、コロナ禍を経て人々の価値観も変わってくるなかで、新しく脚本を書き直したいと。時代を、今を生きる物語なんだなというところに改めて魅力を感じた。そのなかで、映画である醍醐味がより出てきたと思う」と監督から受け取ったの作品への思いを明かした。

 ワニが思いを寄せるバイト先のセンパイを演じた新木優子は「最初に原作を読んだ時に、個人的にその先の物語が気になっていたので、映画で(その後の物語が)描かれると聞いてうれしかったし、自分が想像していた以上にワニの気持ちに寄り添うことができて、一読者としてうれしかったです」と新たなストーリーとの出会いの喜びを語った。

 また、場面写真も解禁に。ワニとネズミ、モグラ、センパイ、イヌが仲良く集合写真に写っている場面をはじめ、“お花見から100日後”に街にやってきたカエルの姿などが映されている。

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