伊藤万理華、初主演抜てきに驚き「なぜ私を選んでくれたのか知りたい」

元乃木坂46で女優の伊藤万理華(25)が、テレビ東京系ドラマ「お耳に合いましたら。」(8日スタート、毎週木曜、深夜0時30分)で主演を務める。同ドラマは、オーディオストリーミングサービス「Spotify」の協力を受けてポッドキャスト番組と“グルメエッセンス”を掛け合わせたオリジナル作品。伊藤演じる主人公・高村美園があるきっかけからポッドキャスト番組をはじめていくパーソナリティー成長記を描く。

主演を務める伊藤万理華【写真:荒川祐史】
主演を務める伊藤万理華【写真:荒川祐史】

ドラマ初主演の思いや撮影秘話を明かす

 元乃木坂46で女優の伊藤万理華(25)が、テレビ東京系ドラマ「お耳に合いましたら。」(8日スタート、毎週木曜、深夜0時30分)で主演を務める。同ドラマは、オーディオストリーミングサービス「Spotify」の協力を受けてポッドキャスト番組と“グルメエッセンス”を掛け合わせたオリジナル作品。伊藤演じる主人公・高村美園があるきっかけからポッドキャスト番組をはじめていくパーソナリティー成長記を描く。

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――初主演となりますが、オファーを受けたときの心境をお願いします。

「テレビドラマの主演は遠い存在だと思っていたので、どういう経緯で主演に抜てきされたのか驚きました。なぜ私を選んでくれたのか知りたいです(笑)」

――美園と似ているところや魅力的なところを教えて下さい。

「好きなことに熱中して、周りが見えなくなってしゃべってしまうところがそっくりです! 魅力的なところは、素直に『ありがとう』と言えるところ。素直でかわいげがあるところが魅力的だなって。そういう子だから、同僚の亜里沙(井桁弘恵)や佐々木くん(鈴木仁)だったり、周りが助けたくなるんだと思います」

――そんな美園をどのように演じようと思いましたか?

「あまり準備したことはなくて、逆に役を作りすぎるともったいないなと。“チェンメシ”やラジオは普段なじみ無かったのですが、作品で関わってラジオを聞いたり、“チェンメシ”を食べたときに本当においしくて! そのおいしいという反応が、ポッドキャストの声にのるといいなと思いながら演じました」

――現場の雰囲気はいかがですか?

「柔らかくて、まさに『この耳に会いましたら。』の空気感にぴったりな現場です。主演という立場ではあるのですが、皆さんが緊張感を感じさせないように現場の空気を作ってくださっています。皆さん、とても優しくて……。だからこそ、頑張らなきゃって思います。今までお世話になった監督さんや乃木坂46時代からお世話になっている方と再会したり、つながりがある方が多かったので安心しました。『あまり気負い過ぎずにね』と言ってくださる方々ばかりなので、肩の力を抜いて演じられています」

――印象に残っているシーンを教えて下さい。

「ポッドキャストに初めて挑戦するシーンですね。美園が妄想の中に入って、実際に店内にトリップするのですが、絵的にも面白いです。チェーン店の店内なのに照明やマイクが置いてあって、まるでラジオブースのような空間なんです。美園のビジュアルが、いつも着ている黄色いジャージーにヘッドホンとマイクの組み合わせ。それに“チェンメシ”という1つ美園のビジュアルができて、このシーンの撮影はワクワクしました」

――ちなみに、好きな“チェンメシ”はありますか?

「ファーストフード店のチリとチーズがのっているポテトフライです。お母さんと行っていた時期があって、ハンバーガーではなく、なぜかそのポテトフライをいつも頼んでシェアして食べていました。家族との思い出です」

――タイトルにちなんで、伊藤さんの“お耳に合う”音や声は?

「チョコレートを包丁で刻んでいる音! 不眠不休だったときに、YouTubeでずっとチョコレートを刻んでいる音を聞いていたら、ぐっすり眠れるようになったんです」

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