“Sサイズグラドル”競輪公式アンバサダーに落選した日から「ギャンブラー生活が始まった」

川井優沙【写真:荒川祐史】
川井優沙【写真:荒川祐史】

オススメの競輪の楽しみ方は“推し”を見つけること「人間が好きな人、ハマる」

 これまでの最高配当は約2万5000円。「競輪番組で買ったんですけども、個人的にも買うんです。負ける時はすごい損をするんですけど、勝った時はもうニヤニヤしながら現場から出て行きますね(笑)。私の目標は、車券を買う人口を増やして、もっと配当を増やすこと。もっとオッズがついたら、仕事を一切やめようと思っています。そしたら自分が得する買い方をします(笑)。60歳まではPRする立場で頑張って、60過ぎたら車券を買って、生活したい。それまでに人口を増やさなきゃいけないんです」とひそかな野望を口にする。

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 オススメの楽しみ方は推しの選手を見つけること。「人間が好きな人、ハマると思うんです。成績がちょっとまだよくない選手や、デビューしたばかりの選手が1着を取れるまで見守るっていうのも一つの楽しみです」。今のイチオシは山口S級S班の清水裕友選手だ。「(最高峰の)競輪グランプリに2度出場されている選手です。(その前哨戦となる)競輪祭の走りを見て、感銘を受けました。その時は一緒に走っていた松浦悠士選手が優勝したんですけど、『競輪って、これだ』というものを走りで教えてくれた。清水選手と松浦選手のゴールデンコンビをもっともっと見ていきたい」

 ガールズは愛媛・日野友葵。「私はK-POP好きなので、同じK-POP好きの選手を応援していこうと。少しでも車券を買えば、選手のお給料が上がるじゃないですか。そしたらそのK-POPにもお金が流れる(笑)。SNSにはかわいらしいお写真を載せられています。競輪をちょっと見たいなっていう人にはガールズのSNSを見ていただけたら」

 今、最も期待しているのがリニューアルされた千葉競輪場で10月開催を予定している「250競輪」だ。世界初の国際規格(250木製バンク)で行われる競輪競技となる。「ギャンブルの『競輪』と自転車競技の間のような存在になるんじゃないかと思っています。既存の競輪は複雑で、楽しいと思えるまでの時間がかかると思いますが、オリンピックや250をきっかけに、自転車競技の部分が広まっていくんじゃないかなと思います」

 現在、28歳。どんな将来を思い描いているのか。「30までに作品としてのグラビアを作りたいです。お芝居も続けていきたい。お芝居は撮り終わるまでは、つらい部分もあるんです。ゾンビドラマだったら、親しい人がゾンビになるわけじゃないか。でも、終わった時には何よりも達成感あります。ほかのVR作品にも出てみたいです。今はコロナ禍でお芝居に来てくださいとは言いにくい状況ですが、VRなら、ネット環境が整っていれば、臨場感たっぷりに見ていただける。VR役者になりたい。それから、大好きな競輪にも携わっていきたいです。今は予想のお仕事が多いのですが、250競輪のPRのお仕事にもガッツリ携われたら」。身長154センチ。Sサイズの川井だが、その夢は大きく膨らむばかりだ。

□川井優沙(かわい・ゆうさ)1993年5月4日、兵庫県出身。18歳の時にデビュー。154センチの「Sサイズグラドル」として人気に。その後、舞台、映像作品で活躍。趣味は韓流ドラマ鑑賞、韓国語、ゲーム、競輪予想。

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