“Sサイズグラドル”競輪公式アンバサダーに落選した日から「ギャンブラー生活が始まった」

グラビア出身で映像や舞台で活躍するタレントの川井優沙(28)がVR(仮想現実)ゾンビドラマ「ガールZ・オブ・ザ・デッド」(全5話)に主演した。川井は2019年、競輪の公式アンバサダー最終候補生になったのをきっかけに、競輪にハマったそうで、自転車競技の面がクローズアップされつつある“ケイリン”の魅力を熱く語ってくれた。

“ケイリン”の魅力を熱く語る川井優沙【写真:荒川祐史】
“ケイリン”の魅力を熱く語る川井優沙【写真:荒川祐史】

川井優沙インタビュー、ゾンビが女子高校生たちを襲うショートムービーに出演

 グラビア出身で映像や舞台で活躍するタレントの川井優沙(28)がVR(仮想現実)ゾンビドラマ「ガールZ・オブ・ザ・デッド」(全5話)に主演した。川井は2019年、競輪の公式アンバサダー最終候補生になったのをきっかけに、競輪にハマったそうで、自転車競技の面がクローズアップされつつある“ケイリン”の魅力を熱く語ってくれた。(取材・文=平辻哲也)

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「ガールZ・オブ・ザ・デッド」は片田舎の高校を舞台に、突然、ゾンビが女子高校生たちを襲うショートムービー。川井は全5話のうち3話に出演。VRは専用のゴーグルをつけると、180度の視界が楽しめる。特殊メイクは映画「シン・ゴジラ」「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の西村喜廣氏が務めた。

「VRのゾンビものは世界初と聞いています。私自身、VRのゲームはやったことがあったのですが、出るのは初めて。最初はどう動けばいいのか、想像もつかなかったんです。180度の視界が映っているので、気を抜けない。1回目はさらっと観てもらったり、2回目は役に注目してもらったり、いろんな視点で楽しんでもらえる。コロナ禍の今の時代に合っていると思うので、もっと広まっていくんじゃないかと思います」

 女子高校生役は3、4年ぶり。「久々の制服っていうのもファンの方には楽しんでもらえそうです。ロケ地が学校だったので、本当に学生時代に戻った感じがしました。私自身はソンビメイクをしていませんが、ゾンビは一流に仕上がっていますし、VRですから、襲われている感覚になります。逃げ回るシーンではVRだからこその臨場感もあります。一生懸命走って、足を本当にぶつけて、『痛っ』って言っている場面もあります。アドリブとはまた違った生の感情みたいなものが、表現できたかなって思います」とアピールする。

 そんな川井が今、一番ハマっているのは競輪だ。きっかけは2019年10月から始まった競輪の公式アンバサダー3人を決める「けいマルガールズ」のオーディションだった。「最終選考までの3か月に、一から競輪を教わって、毎日ネットで車券を買って、SNSに載せたり、ファンの方とコミュニケーションを取っていったんです。私はそのメンバーにはなれなかったんですけど、毎日、車券を買っていると、終わったから終わりとはならないんです。なんなら、ここからが本当の勝負じゃないかって。お仕事じゃなくなった今、どこまでしのぎを削れるか(笑)。ギャンブラーになった1日目はそんな感じでした」

 競輪と言えば、中高年、シニアの男性が好きなギャンブルというイメージがあるが、20代の川井がどこに魅力を感じたのか。「けいりんは漢字の『競輪』と、カタカナ、英語の自転車競技としての『KEIRIN』の2つがあります。『競輪』は競馬や競艇と違って、人間の脚力だけで戦います。途中まではチーム戦の走りで、人間関係や一つ一つのドラマがあるんです。もちろん、配当金が大きいのもうれしいんですが、選手がこういう動いて、こうなると妄想をして、その通りになった時が一番気持ちいいですね」。

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