西野亮廣、現在の肩書きは「絵本作家かスナックのオーナー」 新たなビジネス挑戦に思い

絵本作家の西野亮廣が16日、東京・渋谷フクラス内の「GMO Yours・フクラス」で行われた「Adam byGMO」記者発表会に参加した。

イベントに登壇した西野亮廣【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した西野亮廣【写真:ENCOUNT編集部】

「Adam byGMO」記者発表会にまふまふ、武尊らとともにゲストとして参加

 絵本作家の西野亮廣が16日、東京・渋谷フクラス内の「GMO Yours・フクラス」で行われた「Adam byGMO」記者発表会に参加した。

「Adam byGMO」は、国内最大のインターネット事業グループ「GMO」が開発したNFTマーケットプレイス。NFTとは偽造不可能な所有証明書のことで、アーティストやクリエーターが、複製や二次流通の容易なインターネット上であっても正当な著作権を主張できる仕組みで、その特性から今後は証券や保険、不動産、チケットなどの分野にも活用が見込まれる。

 音楽クリエーターのまふまふ、K-1ファイターの武尊らとともにゲストとして登壇した西野は「そもそも表現ってどこから生まれるのか。新しい表現は新しいビジネスモデルから生まれるんです」と、古典芸能の能を例に表現方法の変化の歴史を矢継ぎ早に解説。

 自身もビジネスモデルと表現についてはさまざまな実験を行っているといい、「『えんとつ町のプペル』は著作権フリーにしてみた。そしたらプペル幼稚園ができたり、プペルバスができたりした。それも僕は止めないですよ。」と話し、(絵本の出版元の)幻冬舎が何と言うかは分かりませんが」と笑いを誘った。

 そのマルチな活躍ぶりから「お笑い芸人なんですか?」と聞かれると、「僕ね、(芸人は)『ゴッドタン』のときだけなんですよ。お笑いは苦手っちゃ苦手なんですよ」とぶっちゃけ。“芸人”という肩書についての見解を明かした。現在の肩書きについては「絵本作家か、スナックもやってるのでスナックのオーナー」とした。

 今年1月の吉本興業退社については「あんまり円満円満というと、うそだろと言われる。折り合いついてないから辞めたわけで……。ただ、ケンカはしてないです」と語った。

次のページへ (2/2) 【写真】ビジネスモデルへの思いを語った西野亮廣の別カット
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