桃井かおり史上最多せりふ! 「緊急取調室」ゲスト出演、天海祐希も感激「夢のような時間」

天海祐希主演のテレビ朝日系・7月期の木曜新ドラマ「緊急取調室」(午後9時)。7月8日の初回は10分拡大で放送となる中、第4シーズンの初回ゲストとして桃井かおりが登場し、桃井史上最多せりふを発する伝説の活動家役を務め、天海と念願の初共演を果たす。

ドラマ「緊急取調室」に出演することが決まった桃井かおり(左)と天海祐希【写真:(C)テレビ朝日】
ドラマ「緊急取調室」に出演することが決まった桃井かおり(左)と天海祐希【写真:(C)テレビ朝日】

テレビ朝日系ドラマ「緊急取調室」第4シーズン、7月8日スタート

 天海祐希主演のテレビ朝日系・7月期の木曜新ドラマ「緊急取調室」(午後9時)。7月8日の初回は10分拡大で放送となる中、第4シーズンの初回ゲストとして桃井かおりが登場し、桃井史上最多せりふを発する伝説の活動家役を務め、天海と念願の初共演を果たす。

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 天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーと共に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる「緊急取調室」(脚本・井上由美子)。

 桃井が演じるのは、50年前に人民の連帯を訴えた“7分間の演説”が伝説となり、「黒い女神」と呼ばれた活動家・大國塔子。その後は潜伏していた塔子だが、なぜか50年たった今になって再び動き出し、ハイジャックを敢行。真壁有希子らキントリの取り調べを受けることになるのだが……。

「『緊急取調室』はロサンゼルスに行ってから、唯一見ていた日本のドラマ」という桃井は、「真壁に会いたかった。真壁に取り調べをしてもらいたい!」という思いから、出演オファーを快諾。天海とは以前プライベートで飲んだことがあり、「一緒に飲んでいてもこんなに気持ちのいい女はいないので、また会いたかったんですよ!」と明かす。

 今回の初共演で、天海愛はさらに強くなった模様。「桃井かおり史上最高の女優! とにかく人柄が最高にいいし、知力がとても高い方なんですよ。台本の内容に関して、これだけしゃべれる女子に会ったのは初めて。すっかりほれてしまい、撮影最終日には交際を申し込みました(笑)」と桃井。対する天海も、「私は交際期間がめんどくさかったので、『すぐ結婚してください!』とお答えしました(笑)」と、桃井に完全に魅入られた様子だった。

「桃井さんは大先輩ですし、ほかの人には持ち得ない雰囲気を持った素晴らしい女優さん。“当たって砕けろ”精神で『体全体でぶつかって行っちゃえ!』と思い、撮影に臨みました」という天海。相思相愛の桃井を相手に、撮影合間は和やかに雑談しつつも、本番ではとてつもなくヒリヒリする対峙を熱演。そんな中、撮影の最後3日間はさらなるパワーを放ち、本作のハイライトとなる取り調べシーンに臨むことに。

 天海は「桃井さんから流れてくるエネルギーを、『私も、私も!』と押し返す……そんなエネルギーの交換ができたような気がして、すごくうれしかったです。実は、『本番一発勝負でやりたい』という私たちのわがままを、スタッフの皆さんにも聞いていただき、ちょっと神がかり的なシーンも作ることができたんですよ! すごく熱かったです!! 夢のような時間を過ごさせていただきました」と、興奮冷めやらぬ様子で濃密な撮影を回顧した。

 桃井も「塔子にはこの50年間、自分に対してムキになってかかってきてくれる人なんていなかった。だから、ぶつかってくる真壁と出会い、ものすごく怒っているけれど、“ものすごく幸せな大げんか”をして、自分自身を発散することができるんです。実際に演じることで、またひとつ新しいテーマも突っ込めたんじゃないかな、という手応えを感じるラストシーンを撮ることができました」と、充実感をにじませる。

 すべての力と感情をぶつけ合い、魂が震える名シーンを次々と生み出した天海と桃井。第4シーズンの幕開けをショッキングかつ、エモーショナルに飾る、渾身(こんしん)の初芝居合戦は必見だ。

次のページへ (2/3) 天海祐希&桃井かおりのコメント「ワクワクして身震い」「桃井かおり史上最高の女優」
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