瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」は2021年、武道館コンサート、4周年コンサートを経て、今夏には2期研究生の正規メンバー昇格企画や瀬戸内ツアー開催を控える。18年に加入したドラフト3期生は、1期生と2期研究生の“橋渡し役”を担う重要な代。沖侑果と信濃宙花の対談第2弾は、同期の中村舞、初めての後輩にあたる2期研究生、大好きな先輩である1期生との関係について聞いた。（取材・文＝小田智史）

――ドラフト3期生の中で中村舞さんはどんな立ち位置ですか？

沖侑果（以下、沖）「舞ちゃんはすごく難しいよね（笑）」

信濃宙花（以下、信濃）「うーん、たしかに。なんて言えばいいんだろう……」

沖「パフォーマンスとか、素のかわいさとか、すごいなと思う。末っ子気質なところがあって、年上からかわいがられるし、お姉さん気質でもあるから年下にも好かれるし。ただ、とにかく性格が難しすぎる（笑）」

信濃「舞ちゃんは話すまでの時間はかかるかもしれないけど、一度話したら心を開いてくれるというか、接しやすいメンバーだと思う。難しいね（笑）。たぶん、私の前の舞ちゃんと、侑果ちゃんの前での舞ちゃんは違うだろうから」

沖「たぶん全然違うよ。私に対しての当たりが強すぎるから（笑）」

信濃「人によって違うね」

沖「宙花に対しては、また別の舞ちゃんがいるはず。私は年がら年中けんかしてる（笑）」

信濃「ダメじゃん。すぐ仲直りしてよ（笑）」

――3人の中で引っ張っていくリーダー的な存在はいますか？

沖「誰だろう……。3人でご飯を食べに行ったときは、宙花が率先していろいろやってくれていたイメージはありますね」

信濃「プライベートのときはそうかもだけど、アイドル面では私じゃないと思うよ。私は2人についていく感じ。しがみつくのに必死だもん」

沖「誰かが引っ張るというのはないかもね。普段、ドラ3で一緒にいることもあまりないよね？」

信濃「そうだね。だいたい2人ずつとかだから」

沖「しゃべるのはしゃべるけど、ドラ3だけの話とかないしね」

信濃「私、今ずっと緊張して、ドキドキしてるよ。侑果ちゃんに何か変なこと言われないかなって（笑）」

沖「いっぱいあるよ（笑）」

信濃「怖い！　怖い！（笑）」