「ゴゴスマ」石井亮次アナが語るMC術の極意 キーワードは「優しいではなく易しい」

フリー転向のきっかけを明かした石井亮次アナウンサー【写真:荒川祐史】
フリー転向のきっかけを明かした石井亮次アナウンサー【写真:荒川祐史】

コメント欄までしっかりとチェック「この記事を読んだ方もぜひ書き込んでください。全部見てますから!」

 昨年3月末でCBCテレビを退社し、4月からフリーとして活動している石井アナだが、実感はあるかと問うと「朝7時半に会社に行って、17時ごろに会社を出るという流れは全く変わっていない」とした。一方で変わった点は東京での番組などに出演することができることだという。

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 フリー転向を決断のきっかけは現在所属する事務所からの猛アピール。「『僕はゴゴスマをずっとやっていきたい』と伝えました。その時に、『ゴゴスマは続けさせてもらえれば、他番組にも出演し知名度が上がり、番組に還元できるかもしれませんよ』と」。「そう考えたら私利私欲のためじゃない。妻に相談したら『ええやんか』と言われたので吹っ切れた感じです。だから“7割ゴゴスマ、3割ちょっといやらしい気持ち”みたいな(笑)」。

 視聴者からの意見に耳を傾けるという姿勢は意外なところにも表れている。エゴサーチを行うという石井アナは「得られるものは全部金言だと思っています。ヤフーコメントも全部読みます。全部見て、単なる悪口であってもわざわざ手を動かしてくれている。それはそれでありがたいですし、『ここをもっとこうしたらいいのに』という意見は本当にありがたい。タダで本音のアドバイスをくれるんだって。なので、この記事を読んだ方もぜひ書き込んでください。全部見てますから!」と貪欲だ。

 これまで、夢は「NHK紅白歌合戦」の司会者を務めることと掲げてきたが心境の変化もあったようだ。

「本当に突き詰めて考えると、一生テレビなのかラジオなのかが分からないですが、しゃべることのできる場が一生続けばいいなというのが実はリアルな夢のような気がしてきました。『一発、大きな番組で!』とかではなく、ずっとこの仕事を死ぬまでしていたいなと思っているので、棺桶のふたが閉まる直前までしゃべることのできる場があればいいなというのが今の夢になっています」

 とにかく「ゴゴスマ」を第一に考える石井アナ。「1日でも長く、1人でも多くの方に見ていただきたい。そして、1日でも長く今のスタッフと頑張っていきたいですね。あとは(同時間帯視聴率)1位ですね。圧倒的1位になりたいです。裏番組は強敵ぞろいですからね。若い人にも訴求していきたい」と今後の目標を口に。

 続けて、「ゴゴスマ、ぜひ1度みていただきたいです。そして、できれば毎日見ていただきたいです。関西地方で映るので関西の方は『なんぼのもんやねん?』という目で1度チャンネル合わせてください。なんぼのもんでもないですけど、精一杯やらせていただきますので、全力投球させていただきますので、まずはチャンネルを合わせてもらえればと思います」と力強くアピールした。

 無邪気な笑顔で「毎日、楽しくてたまらない」と話した石井アナ。ゴゴスマの今後の飛躍、そして石井アナがどのように活躍の場を広げていくのか、注目したい。

次のページへ (3/3) 【写真】優しい表情でインタビューに臨んだ「ゴゴスマ」石井亮次アナ
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