田辺莉咲子、今だから語れるテラハへの思い「厳しい意見も頂いたが、感謝しかない」

テラハ出演を振り返る田辺莉咲子【写真:荒川祐史】
テラハ出演を振り返る田辺莉咲子【写真:荒川祐史】

厳しい意見には「傷ついてはいたけど、自分の中ではコントロールはできていました」

 SNS上でさまざまな意見がある中、どうやって乗り切ったのか。「何かアドレナリンが出ていたのかな。多分、今、同じことを言われたら涙が止まらないと思うけど、その時は一気に知名度が上がって、コメント数とかフォロワー数がどんどん上がっていくと、表に出る仕事をしている身としては、好意的ではないファンだとしてもうれしいんですよ。傷ついてはいたけど、自分の中ではコントロールはできていました。それに、実際に会ったら、いい人だったと書いてくれる人もいたんですね」と振り返る。

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 本業はフィットネス・トレーナー。コロナ禍では大きな影響を受けた。「私はまだ経験が浅いので、一つ一つがすごく大事なんですね。すごく楽しみにしていた仕事が一気になくなって金銭的にも一気に落ちたときは、好きなことを仕事にするって、初めて怖いなって思いました。これが3か月続いたら、1年続いたらと思って……。私って、SNSだけだと伝わらないところがあって、イベントで会えた方が多分いいんですよね。私のファンは友だち感覚で応援してくれている感じで、なぜか呼び捨てなんですよ(笑)」。

「テラスハウスにはネットで、一般応募で応募したんですね。気がついたら、夢にも思ってなかった本が出せるようにもなった。2020年はコロナで1度立ち止まって、いろんなものを整理して自分のやり方を見つけた感じだったので、21年は再スタートの年にしたい。今までよりも、具体的にこういうのを与えたいっていう感覚が出てきました。人に何か勇気を与えられる人になりたい。そういう意味でも、もう一段上がれるように頑張りたいと思っています」。今後も、莉咲子流ルールで人生を切り開くつもりだ。

□田辺莉咲子(たなべ・りさこ)1998年1月14日、愛知県出身。抜群の運動神経とスポーツ経験を生かしてフィットネス・トレーナー、パルクール・アーティストとして活動する一方、Netflix「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」に出演するなど、タレントとしてもマルチに活躍。環境保護や動物愛護活動にも積極的に参加している。インスタグラムのフォロワー数は28万人以上。

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