中村雅俊、独占告白! 個人事務所からノースプロ所属へ、決断理由や妻への思い明かす

2月に70歳とは思えない元気で爽やかな中村雅俊【写真:荒川祐史】
2月に70歳とは思えない元気で爽やかな中村雅俊【写真:荒川祐史】

妻への思い「相性がいいんでしょうね。すごく居心地がいい」、そして「幸せです」

 健康の秘訣を尋ねると妻の女優・五十嵐淳子さんへの感謝の言葉も。

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「妻がバランスのいい食事をいつも作ってくれているというのはあると思います。俺が23歳でデビューして24歳で出会って、そのまま(26歳で)結婚したんですよ。当時はすごく反対されました。結婚すると人気が落ち、仕事がなくなって、この先大変だと言われましたが、結婚しました。とてもいい人と出会ったと思っています。相性がいいんでしょうね。すごく居心地がいい。妻の前で無理をしたことはないですし、気を使うことも無いです。24歳で出会って46年。俺は何もしていませんが、きっと妻は俺に合わせるために努力していると思いますよ(笑)。幸せかと聞かれたら幸せです。月に1度は2人で、外で食事をすると決めていて35、36年ほど続けています」

 最後に今年の抱負を聞いた。

「一言で言うと、やはり『中村いいね』と言われたいですね。今まで、あまりやってこなかった仕事をして『中村いいね』とつぶやかれるとうれしいです。あと俳優、歌手である以上、感動のある仕事の仕方はしたいです」

 俳優、歌手の仕事を愛し、妻を愛し、ファンを愛する温かいハートを言葉の端々に感じた。少し下がった目じりは優しくほほ笑んでくれているようにも思え、不思議と優しい気持ちになる。2021年は中村の新たな一面に、温かい気持ちになる人が増えそうな気がする。

□中村雅俊(なかむら・まさとし)1951年2月1日、宮城県生まれ。慶応大在学中の1973年に文学座付属演劇研究所に入所し、74年に日本テレビ系ドラマ「われら青春!」で主役デビュー。中村が歌う挿入歌「ふれあい」は100万枚超の大ヒット。その後も75年「俺たちの旅」、78年「ゆうひが丘の総理大臣」など主演作が次々ヒット。他にNHK大河ドラマ「花神」「おんな太閤記」「春日の局」「武蔵 MUSASHI」、朝ドラ「おしん」「半分、青い。」などに出演。「恋人も濡れる街角」「心の色」などヒット曲も多く、82年に紅白歌合戦出場。

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