前代未聞の番組辞退から3年… 幸せをつかんだカリスマライバー、林村ゆかりの現在

前代未聞のバチェラー辞退は大きな話題を呼んだ【写真:荒川祐史】
前代未聞のバチェラー辞退は大きな話題を呼んだ【写真:荒川祐史】

本気で結婚を考えバチェラー参加、ファンからは「辞退でよかった」

 バチェラー参加を決めたのはライバーとしての生活に疲弊していた頃。本気で結婚を考え、一時はライブ配信から離れることも決意した。

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「ライバーをいったんお休みしたあとはマッチングアプリとかもしてたんですが、視聴者の方にプロフィルが見つかったりとなかなかうまく行かず……(笑)。真剣に婚活しようと思ったときに、友達から『バチェラーっていう婚活があるよ』って教えてもらって。辞退という形でしたけど、ファンの方からは『辞退でよかったよ』と言っていただけました(笑)」

 その後、日本でサービスが始まったばかりの「17LIVE」に登録すると、自分の持てるすべてを注ぎ込みフォロワー数が急増。もともとのファンの支えもあり、芸能人も多く登録するなか日本人最多となるフォロワー27万人超えを達成した。

 自身の経験を生かし、今年ライブ配信のマネジメントやSNSマーケティングの会社「GrandNewDay,inc.」(https://grandnewday.co.jp/)を設立。後進ライバーの育成に努める。10月にはSNS上で知り合った男性と結婚。女社長として、新妻として、公私ともに多忙な日々を送る。

「最初にライブ配信を教えた子から『人生が変わりました』と言われて、もっと人を育ててみたいという思いが込み上げてきた。配信依存で病んでしまう子たちを守ったり、つらくなったときに他の仕事を紹介したり、正しく自己投資してタレントへの道を開いたり。ライバーとしては引退? たまにはやりますけど、基本的には社長業に邁進していきたいと思ってます」

 歌手、ライバー、経営者と多くの経験を経て成功をつかんだ林村さん。前代未聞のバチェラー退場劇から3年、カリスマライバー美女はすでに新たな人生を歩み始めている。

 □林村ゆかり(はやしむら・ゆかり)1982年10月15日生まれ、岡山県出身。美容学校卒業後、25歳で上京しジャズバーに務めつつ、YouTubeで音楽配信を始める。2017年、人気恋愛リアリティー番組「バチェラー・ジャパン」に出演し、番組史上初めてローズセレモニーを自ら辞退し注目を浴びる。18年1月からライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で日本人最速となる27万人のフォロワー数を獲得。19年にライブ配信マネージメント会社「GrandNewDay,inc.(https://grandnewday.co.jp/)を設立。後進ライバーの育成に努める。

次のページへ (3/3) 【画像】シンガポールのプールで空を見上げる林村ゆかりさん
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