木村拓哉「教場II」 放送直前で200期生徒が一挙集結 亡きスタッフに捧げる渾身作

フジテレビ系のSPドラマ「教場II」(2021年1月3日、4日午後9時)の放送を前に、主演を務める木村拓哉と、“風間教場200期生徒”の濱田岳、上白石萌歌、福原遥、杉野遥亮、眞栄田郷敦、岡崎紗絵、戸塚純貴、高月彩良、樋口日奈が集結。木村が意気込みをコメントした。

木村拓哉(前列中央)や福原遥(前列左端)、濱田岳(前列左から2番目)ら「教場II」の出演者【写真:(C)フジテレビ】
木村拓哉(前列中央)や福原遥(前列左端)、濱田岳(前列左から2番目)ら「教場II」の出演者【写真:(C)フジテレビ】

2021年1月3日・4日 2夜連続放送「教場II」 亡きスタッフに捧げる渾身作

 フジテレビ系のSPドラマ「教場II」(2021年1月3日、4日午後9時)の放送を前に、主演を務める木村拓哉と、“風間教場200期生徒”の濱田岳、上白石萌歌、福原遥、杉野遥亮、眞栄田郷敦、岡崎紗絵、戸塚純貴、高月彩良、樋口日奈が集結。木村が意気込みをコメントした。

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 原作は、13年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の「教場」シリーズ。今年1月4日、5日に放送されたフジテレビ開局60周年特別企画新春SPドラマ「教場」では、木村演じる警察学校“最恐”の教官・風間公親(かざま・きみちか)の生徒たちを恐怖に震え上がらせる、冷酷無比な様やめまぐるしいストーリー展開が話題を呼び、2夜連続で個人全体視聴率9.9%(4日:世帯視聴率15.3%、5日:世帯視聴率:15.0%)をたたき出し、すべての部門で横並びトップの視聴率を獲得した(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。

 続編待望の声が番組公式HPやSNSに多く上がった中で、視聴者の期待に応えるべく、来年1月3日・4日に、装い新たにパワーアップしたSPドラマ「教場II」が2夜連続で新春を飾る。

 ドラマ撮影はクランクアップを迎えた。木村は「ようやく終わりましたが、まだ撮影が終わっただけで、スタッフの皆さんは編集作業に入られます。編集作業の時間が短くて大変だと思いますが、頑張ってほしいなと思います。スタッフの皆さん、共演者の皆さん、本当にイレギュラーな撮影を要す現場となりましたが、198期、199期、そして200期と、3期にまたがって自分が関われると思っていなかったので、すごく光栄に思っておりますし、感謝しています」とコメント。そのうえで、「最後になりますが、(天を見上げて)西坂、撮ったぞ!。ありがとうございました!」と、今年4月に急逝し、前作のプロデューサーを務めた西坂瑞城さんにメッセージを寄せた。

 木村は風間公親という役について、「まず、あのものすごく面白い原作のどこを切り取るのかということから始まり、中江(功)監督と脚本の君塚(良一)さんが、研ぎ澄ました感覚でエピソードを選んでくださるので、柔軟な頭にして応えていかないと、と準備していました」と話した。「もちろん風間の立場や目線を持ちながらではあるんですけど、それだけだと偏った表現にしかならないので、客観視できる目線を自分の中にも持っておくというのは今作で意識した点でした。言ってみれば、共演者とのセッションで、自分はどこでどれくらい強く弾くのがいいのか、どういうリズムを取るのがいいのか、俯瞰の目で見ることを大事にしつつ、本番で演じている間は、その目線をなくして風間というパートを全力でやる。今回の『教場II』はそれが非常にバランスよくできた作品になったんじゃないかなと思っています」と自信を込めた。

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