映画史上初、渋谷駅前のスクランブル交差点での大爆破シーンはどう実現したのか?

映画「サイレント・トーキョー」【写真:(C)2020 Silent Tokyo Film Partners】
映画「サイレント・トーキョー」【写真:(C)2020 Silent Tokyo Film Partners】

映画の意義、存在は変わらない「コロナの時代に作るべき作品だった」

――コロナの時代に、この作品を撮れたことについて、どんな思いですか?

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「今は、あの人混みを映画に収めるのは難しいですから、貴重な経験になったと思います。見た方は渋谷のシーンにいろんなことを思うんじゃないかな。コロナの時代に作るべき作品だったのかなと思っています」

――今後はどういう作品を作っていきたいですか?

「人が大勢出る映画は難しくなりますが、映画の意義、存在はこれからも変わらないと思っています。また、この映画みたいに、『こういうことも起こりうるんだ』という内容を皆さんに届けられたら。劇映画は、いろんな困難があっても、乗り越えていける。ドキュメンタリーとは違うので、時間をかければ、どんな作品も撮りようはあると思っています」

□波多野貴文(はたの・たかふみ)1973年9月3日生まれ、熊本県出身。2005年、「逃亡者 木島丈一郎」でドラマ初演出。07年のフジテレビ系ドラマ「SP 警視庁警備課第四係」は平均視聴率15%超えを記録。10年、「SP THE MOTION PICTURE 野望篇/革命篇」で映画監督デビュー。両作品は興収70億円を突破。主なドラマは「BORDER警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」「コールドケース~真実の扉~」。映画には「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」がある。

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