「兄のいろんな素顔も知ってほしい」宇野昌磨の弟・宇野樹が明かした“兄弟の絆”

フィギュアスケート平昌五輪銀メダリスト・宇野昌磨の弟が、日本テレビ「有吉ゼミ」「踊る!さんま御殿!!」、TBS「炎の体育会TV」などの人気番組に出演し、徐々に知名度を上げている。彼の名は宇野樹。2002年1月8日生まれの18歳で、現在は兄と同じ中京大学に通う大学1年生だ。フィギュアスケーターとして世界の頂点を目指す兄とは別の道を選び、芸能の世界に飛び込んだ彼は、一体どんな人物なのか。ENCOUNT編集部は単独インタビューを行い、“気になる10代”の素顔に迫った。

ENCOUNT編集部の単独インタビューに応じた宇野樹【写真:荒川祐史】
ENCOUNT編集部の単独インタビューに応じた宇野樹【写真:荒川祐史】

兄の応援演説で生徒会長に

 フィギュアスケート平昌五輪銀メダリスト・宇野昌磨の弟が、日本テレビ「有吉ゼミ」、「踊る!さんま御殿!!」、TBS「炎の体育会TV」などの人気番組に出演し、徐々に知名度を上げている。彼の名は宇野樹。2002年1月8日生まれの18歳で、現在は兄と同じ中京大学に通う大学1年生だ。フィギュアスケーターとして世界の頂点を目指す兄とは別の道を選び、芸能の世界に飛び込んだ彼は、一体どんな人物なのか。“気になる10代”の素顔に迫った。

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 ふたり兄弟の弟で、愛知県名古屋市に生まれた樹。もともとタレント活動を始めたきっかけを、「モデル事務所の社長が母の知り合いで、声をかけていただきました」と振り返る。地元のテレビ番組でレポーターなどを経験して、高校1年生の時に「有吉ゼミ」で全国放送テレビデビュー。その後も、“宇野昌磨の弟”として多数の番組に出演したが、「やっと少し慣れてきました。でも、まだ緊張しています」と、素直な思いを明かす。

 父も母もスポーツ好きという、スポーツ一家で育った彼は、幼稚園の時にアイスホッケーを始め、中学1年生で陸上ホッケーに完全転向。現在も中京大学で陸上ホッケーに打ち込んでいる。フィギュアスケートを経験したこともあるが、「1人でやる競技が苦手。仲間と一緒にプレーしたいタイプなのでホッケーを選びました」と語る。

 陸上ホッケーでは、中日本のジュニアユースの日本代表に選ばれ、高校時代には愛知県代表チームのキャプテンに就任。海外留学の経験もあり、「陸上ホッケーが盛んなオーストラリアに留学したことがあります。海外を経験したことで技術も上がりましたし、現在のプレーにも生かされていることが多いです」と誇らしそうに話した。

 海外留学の経験は、兄の海外遠征に同行した際も役立った。「兄が現地で取材を受けた時、周りに日本語と英語の両方をできる人がいなかったので僕が通訳をしました。海外に行く機会が多かったので、特に問題ありませんでした」。当時、樹は中学3年生。英語を習い始めたのは、中学1年生の時だというから驚きだ。

 一方で、兄に助けられたエピソードもある。樹は高校1年生で生徒会長を務めることになったのだが、「生徒会長に立候補した生徒は応援演説VTRを作るのですが、兄が『出てあげようか』と言ってくれたので出てもらいました(笑)」。弟らしく兄の優しさに甘えることもあるようだ。

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