YOASOBIの世界観を映画化…木原瑠生&小野莉奈、中学からの同級生ikuraと共演「夢のよう」

お互いの印象を語る木原瑠生(右)と小野莉奈【写真:ENCOUNT編集部】
お互いの印象を語る木原瑠生(右)と小野莉奈【写真:ENCOUNT編集部】

映画を通じて、いろんな『たぶん』の使い方があるんだと気付かされた

――ikuraさんとは映画について話す機会はありましたか?

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小野「『女優の顔を見せてもらった』と言っていました。たぶん、2人とも夢や目標をやってきたからこそ、つながった仕事だなと思います。たぶん、おばあちゃんになっても、この作品は、忘れない。そういうものができたのがすごくうれしいです。1回の“共演”で終わらないで、また次、その次といろんな可能性を信じてやっていきたいです」

――「たぶん」という言葉は使う方ですか?

木原「すごい使ってしまいますね。例えば、夢にくじけた友だちを応援したい時に、『たぶん、やった方がいいんじゃない』と使う『たぶん』もありますよね。僕は『絶対』って言葉は使いたくないと思っていて、『応援したいけど、決めるのはあなただよ』という意味の『たぶん』もあれば、そうじゃない『たぶん』もあると思うんです。つらい時に、『たぶん、こうなるだろう』というポジティブに考えることもできます。この映画を通じて、いろんな『たぶん』の使い方があるんだと気付かされた部分もありますね」

小野「私は使わないほうかな」

――いや、さっきも『たぶん』と何度も言っていましたよ(笑)。

小野「うそ!(笑)。たぶん、意識しないで使っているんじゃないかな。この映画を通して、『たぶん』っていう言葉は本当にいろんな意味を持っていると感じました。希望も含めた『たぶん』、逃げたい時の『たぶん』、相手のせいにしたい時の『たぶん』。自分自身を救うためのキーワードかもしれないですね」

□木原瑠生(きはら・るい)1998年9月15日生まれ、東京都出身。劇団番町ボーイズ☆・銀河団メンバー。現在放送中の「魔進戦隊キラメイジャー」でキラメイイエロー/射水為朝役で出演中のほか、ゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」の主題歌「Piece of my world」を歌う”Night Ravens″のメインボーカルを務める。

□小野莉奈(おの・りな)2000年5月8日生まれ、東京都出身。17年、フジテレビ系ドラマ「セシルボーイズ」で女優デビュー。18年、TBS系ドラマ「中学聖日記」で連ドラ初レギュラー。19年、初フォトブック「好みの問題」を発売。同年の「アルプススタンドのはしの方」で初舞台。同舞台の映画化での主演し、映画「テロルンとルンルン」とともに公開中。

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